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ついに予告編が解禁されたMCUシリーズ最新作の『ブラックウィドウ』。今作はアベンジャーズの初代メンバーであるナターシャ・ロマノフ/ブラックウィドウの過去の物語を描き、『シビルウォー/キャプテンアメリカ』と『アベンジャーズ/インフィニティウォー』の間の時系列で展開されます。
そんな今作にはシリーズ初のキャラクターも複数登場。すでに判明しているのは、レッドガーディアン、エレーナ・ベロワ、タスクマスター、そして詳細不明のレイチェル・ワイズ演じるキャラクターが予告に現れています。
一体彼らはどのようなキャラクターなのでしょうか?
今回はMCUに参戦することになった新キャラクターについて解説していきます!
レッドガーディアンはロシアのキャプテンアメリカ
In the comics, Alexei Shostakov's Red Guardian (portrayed by @DavidKHarbour in #BlackWidow) was trained by the KGB to be the Soviet Union’s counterpart to Captain America… pic.twitter.com/pNERyRn8ra
— MCU Direct (@MCU_Direct) December 3, 2019
予告編に登場した赤いスーツを着たキャラクターの名前はレッドガーディアンといいます。演じるのはNetflixドラマ『ストレンジャー・シングス』で一躍有名になり、リメイク版『ヘルボーイ』でも主演を果たしたデヴィッド・ハーバー。
簡単に説明すると、ロシア版キャプテンアメリカですね。赤いカラーのスーツにキャプテンの盾に似たスチールシールドを装備して戦います。
コミックでは複数の人物がレッドガーディアンを名乗っていましたが、映画では初代のアレクセイ・ショスタコフが登場すると予想されています。
特徴的な能力があるわけではありませんが、KGBによって鍛え上げられた戦闘技術や、空軍時代の飛行技術などを持ち合わせています。アベンジャーズと敵対してり、KGBを裏切ったり、実はナターシャと結婚していたり、なんてこともありました。
これらの設定が映画にどこまで引き継がれていくのかはかなり注目していきたいですね。
なぜか予告の中では太ってしまい、すでに前線からは引退している様子。ナターシャやエレーナとは過去にチームを組んで活動していたかのようなセリフも確認できましたが、太ったレッドガーディアンはどんな活躍を見せてくれるのでしょうか?
エレーナは2代目ブラックウィドウに?
Natasha vs. Yelena#BlackWidow pic.twitter.com/RVpa0xgJJE
— MCU Direct (@MCU_Direct) December 3, 2019
フローレンス・ピューが演じるのはエレーナ・ベロワというキャラクター。ナターシャと共にレッドルームで暗殺者として訓練された彼女は、ナターシャにとっても妹のような存在です。
予告ではかつて住んでいたとみられる家に帰ったナターシャと、まるで試すように戦闘を繰り広げていました。映画でエレーナは最重要人物として描かれていくのは確実でしょうね。
コミックでのエレーナはナターシャの次にブラックウィドウとと名乗ったキャラクターであり、サンダーボルト・ロスが結成したチームのサンダーボルツのメンバーとして活動したこともあります。
今作にはそのサンダーボルトも登場するところから、2人の間に何かしらの関係があるのではないかと予想されています。
サンダーボルツ自体も実写化の噂が存在しており、もし事実ならば『ブラックウィドウ』のなかで伏線が張られるかもしれません。
また映画ではブラックウィドウと名乗るキャラクターが複数登場するともいわれています。この点を考慮すると、もしかしたら『アベンジャーズ/エンドゲーム』で犠牲になったナターシャの代わりに、2代目ブラックウィドウとして今後のMCUシリーズ作品でも活躍していくのかもしれませんね。
ちなみに予告でテーブルにつくエレーナが着ているチョッキが『アベンジャーズ/インフィニティウォー』でナターシャが来ていたものと似ていると海外のメディアで指摘されています。
・Black Widow Trailer Has Interesting Avengers: Infinity War Connection
同じものの場合は確実になにか事件が起きたあとに、エレーナのチョッキをナターシャが来たということが推測できますね。映画公開時はこのポイントにも注目していきましょう。
メインヴィランのタスクマスター
Taskmaster – From page to screen
What are your thoughts on Taskmaster's look in the new #BlackWidow trailer? pic.twitter.com/R8PXyhlqxp
— MCU Direct (@MCU_Direct) December 4, 2019
次に紹介するのは、今作のメインヴィランとみられるタスクマスター。予告では戦車から弓矢を放とうとする姿が描かれていました。
よく見るとマスクにはコミック通りにドクロの意匠も確認することができますね。首の後ろにはフードのようなものがあることも見えますね。
目のデザインは大きめのゴーグルのような形になっており、コミックのタスクマスターとは大きく異なる点として指摘されています。
タスクマスターは超常的な能力のあるキャラクターというわけではなく、傭兵として活動する兵士です。相手の動きや戦闘技術などを完全にコピーし、自分のものとして使うことができる技を持っています。コミックでは剣と盾を持つ姿が印象的でしたが、予告では弓矢を使用しています。弓矢といえばホークアイ、、、これはもしかするとホークアイの戦闘技術をすでにコピーしているのかもしれません(ちなみにホークアイは左利きなので逆ではありますが)。
今作ではナターシャとクリント・バートンの間でよく語られるブダペストでの出来事も明かされるとしていますので、映画よりも更に過去にタスクマスターと交戦していたのではないかと予想されています。
そして最も謎めいているのは、彼を演じているのが誰なのかわかっていないところです。性別すらも判明していません。様々な予想はされていますが、どれも確証を得ないものばかり。おそらく映画の中でももっともミステリアスなキャラクターであることは間違いないですね。
レイチェル・ワイズ演じるメリーナとは?
The first on-screen look at actress Rachel Weisz's Melina in #BlackWidow has been revealed in the film's new trailer! pic.twitter.com/EGMM4imqMx
— MCU Direct (@MCU_Direct) December 3, 2019
そしてタスクマスター以上に謎めいているのがレイチェル・ワイズ演じるメリーナ(Melina)と呼ばれるキャラクター。ナターシャと共にレッドルームで訓練を受けていた経験があり、彼女よりも長い間スパイ活動をしていたということ以外は何も明かされていません。
予告ではレッドガーディアンやエレーナと共にテーブルを囲む様子を確認ができ、おそらく過去にチームとして活動していたメンバーであったことが推測されます。
もっとも謎めいているがゆえに、多くのファンは彼女が今作での黒幕ではないかと疑う声が多くあります。実はタスクマスターの正体だったり、コミックでブラックウィドウの宿敵であるアイアン・メイデンだということも言われています。
果たして彼女は敵なのか?それとも味方なのか?映画公開まで悶々としそうですね。
ということで、MCU最新映画『ブラックウィドウ』に登場する新キャラクターを紹介していきました。MCUシリーズにとってもフェイズ4の幕開けとなる重要なポジションの映画のため、2020年の最注目映画になることは間違いないでしょう。
『ブラックウィドウ』は2020年5月1日に日米同時公開予定です。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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