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※この記事には『アベンジャーズ/インフィニティウォー』のネタバレが含まれます。ご注意ください。
往年の大人気シリーズ『スターウォーズ』の『フォースの覚醒』のオープニング興行収入を超え、凄まじい記録を打ち出しそうな予感がする『アベンジャーズ/インフィニティウォー』。
公開してさっそく鑑賞したファンは、非常に様々な感想をいだいていました。果たして今作のラストにはなにがあったのか?
改めてまとめていこうと思います!
※この記事には『アベンジャーズ/インフィニティウォー』のネタバレが含まれます。ご注意ください。
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MCU史上、衝撃のラスト
『アベンジャーズ/インフィニティウォー』のクライマックス、ワカンダではまさしく最後のインフィニティストーンであるヴィジョンのマインドストーンが危機にさらされていた。
キャプテン・アメリカをはじめとして、ブラックウィドウ、ブラックパンサー、バッキー、ファルコン、ウォーマシン、ハルクバスター=ブルース・バナー、オコエ、そしてワカンダ軍は、ブラックオーダーのプロキシマミッドナイト、カル・オブシディアン率いるアウトライダーの軍勢とギリギリの戦いを強いられていた。
ヴィジョンは額のマインドストーンを切り離すため、シュリによる非常に繊細な施術を受けている真っただ中だった。
ストームブレイカーという新たな武器を獲得し、宇宙からの援軍として駆けつけたソー、グルート、ロケットも加勢するが、全滅までにはまだ時間がかかる。
スカーレットウィッチがヴィジョンの元を離れた隙をつき、シュリの研究室に忍び込んだコーヴァス・グレイブがヴィジョンを奇襲。カル・オブディアンも加わりヴィジョンを追い詰めるが、かろうじてブルース・バナーのハルクバスターやキャプテンの援護により、二人のブラックオーダーを退けることに成功する。
一方、タイタンにてサノスのインフィニティガントレットを奪取する計画を実行していたトニー・スターク/アイアンマン、ドクターストレンジ、ピーター・パーカー/スパイダーマン、スターロード、ドラックス、マンティス、ネビュラであったが、ガモーラがソウルストーンの生贄としてサノスにより殺害されたことを知ったスターロードは激高。インフィニティガントレットを奪うことに失敗する。
インフィニティストーンの力により次々と倒されるヒーローたち。最後に残ったトニー・スタークはなんとかサノスと一騎打ちをするが、インフィニティストーンを4つも手に入れたサノスに敵うはずもなく、アーマーの折られたソードにより腹を突き刺されてしまう。
トニーにとどめを刺そうとするサノスであったが、その場にいたドクターストレンジのタイムストーンとの取引により、トニーの命は助かる。しかしサノスは5つ目のインフィニティストーンを手に入れ、最後の1つを求め地球のヴィジョンの元へとワープする。
ワカンダに現れたサノスは、インフィニティストーンの力で次々とヒーローたちを退けていく。
最後に残ったスカーレット・ウィッチは、ヴィジョンの望みであるマインドストーンの破壊を決断、破壊することに成功する。同時にヴィジョンも息絶えてしまった。
しかし、タイムストーンを手に入れたサノスはその力を使い、ヴィジョンとマインドストーンを再生、自らの手で額からストーンを抉り出してしまう。サノスはロキ、ガモーラに続きヴィジョンまでも殺めてしまう。
ついにインフィニティストーンすべてを手にしたサノス。しかしその瞬間ストームブレイカーを持ったソーがサノスを奇襲するが、時すでに遅し。サノスはストーンがそろったインフィニティガントレットで指をスナップ。全宇宙の生命の半分を消滅させ、宇宙の均衡をとるという野望は果たされてしまった。
インフィニティストーンの力により目の前で消滅していくヒーローやワカンダ軍、市民たち。
バッキー、ティ・チャラ/ブラックパンサー、ファルコン、グルート、スカーレット・ウィッチ、ドラックス、マンティス、スターロード、ドクターストレンジ、そしてピーター・パーカー/スパイダーマンは消えていってしまった。
「逝きたくない」と懇願するピーターはトニーの腕の中で消滅してしまった。
アベンジャーズは敗れた。地球や全宇宙の生命の半分を守り切ることができなかった。
残されたキャプテンやソー、トニー・スターク、ブラックウィドウ、ブルース・バナー、ロケット、オコエ、ウォーマシン、ネビュラたちは再び立ち上がることができるのだろうか。
そして野望を遂げたサノスは、直後ストーンの力でどこかの山奥の小屋へとワープ。新たな宇宙の幕開けともいうべき朝日を安堵の表情を浮かべて眺めていた。
残された希望は?どうなる4作目!
と、非常に衝撃的なラストを迎えてしまった『アベンジャーズ/インフィニティウォー』。ヒーロー映画としてここまでのバットエンドは見たことがありませんね。
「正義は必ず勝つ!」はサノスの前では無意味でした。
しかし希望はまだあります。ヒーローたちも半分残っている。特にアベンジャーズの初期メンバーであるトニー、キャプテン、ソー、ブルース、ブラックウィドウが残っているのは意味深ですよね。(ホークアイは自宅軟禁中で、今回の消滅を免れたかは不明)
またポストクレジットシーンにも注目です。
SHIELDのニック・フューリーは、目の前でマリア・ヒルが消滅するのを見たあと、謎のデバイスであるシグナルを送っていました。その後フューリー自身も消滅。
残されたデバイスのディプレイにはキャプテンマーベルのマークが表示されていました。
キャプテンマーベルは来年の3月に単独映画が公開予定で、その時代設定が1990年代であることが判明しています。トニー・スタークがアイアンマンとなり、その後アベンジャーズが幾度となく地球の危機と戦っている間、彼女はどこにいたのでしょうか?
キャプテンマーベルはサノス打倒のキーパーソンとなることは確実です。残されたアベンジャーズのメンバーとどう協力していくのかも注目ですね。
また『インフィニティウォー』に登場していなかったアントマンにも気になります。
7月(日本では8月)に単独映画2作目となる『アントマン&ワスプ』が公開予定ですが、時系列的には『シビルウォー/キャプテンアメリカ』の後、『インフィニティウォー』の前ではないかと言われています。(詳細は不明)
もしこれが事実なら、劇中で言及されていたスコット・ラングの自宅軟禁は解かれた or 破った可能性がありますね。
また、次回作ではホープ/ワスプとともに、ホープの母親でピム博士の妻でもあるジャネット/初代ワスプを無限に縮小し続ける「量子の世界」から救い出すとも噂されています。現にジャネット役にはミシェル・ファイファーがキャスティングされ、登場するのは確実。(回想シーンのみでないことを祈りたいですが)
またこの「量子の世界」は一説によると時間の概念が異なるようで、こういった意味からもサノスのタイムストーン攻略に役立つヒントが『アントマン&ワスプ』に隠されているかもしれません。
最後に個人的に気になるのはドクターストレンジの死に際の一言。
「他に道はなかった」
この言葉ですが、ストレンジはサノスとの対決前に、タイムストーンを使ってサノスとアベンジャーズの戦いが招くすべての可能性を見てきたというシーンがありました。
何千万通りの可能性を見たうち、アベンジャーズが勝利するのはたった1つだったことをストレンジはトニーたちに明かしています。
このたった1つの勝利ルートが今回の結末だった気がします。そうすればストレンジの「他に道はなかった」=「勝利ルートはこれしかない」という意味にも取れると思います。
勝利するためには、一度サノスにストーンを集めさせる必要があったのかもしれない、トニー・スタークを生かさなければいけなかったのかもしれない、アベンジャーズが敗れ、全宇宙の生命の半分が一度消滅する必要があったのかもしれない。
そのように考えるといろいろと妄想が膨らみますね。ストレンジはキャプテンマーベルのことも予知していた可能性もありますし、すでに戦いの結末をわかっているのでしょう。
そして最後に、『インフィニティウォー』のラストに表示された言葉「Thanos will return(サノスは戻ってくる)」は一体なにを意味するのでしょうか?(すっとぼけ)
ということで、『アベンジャーズ/インフィニティウォー』は現在公開中です!ぜひ皆さんも2回、3回、4回とみて考察していきましょう!
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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