『キャシアン・アンドー』ダース・ベイダーが登場しない理由とは? ー 「荷が重すぎる」

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待望のシーズン2が配信開始された『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のスピンオフドラマ『キャシアン・アンドー』

本作は『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』と『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の間を舞台にしており、ダース・ベイダーをはじめとする銀河帝国が強大な支配をしていた時代を描いている。帝国の脅威と反乱軍の抵抗にも焦点が当てられている。

時系列からダース・ベイダーの登場を期待する声も一部ファンの間で上がっていたが、最近ローリング・ストーン誌のインタビューに応じた本作のショーランナー、トニー・ギルロイ氏は、ダース・ベイダーの登場を検討したものの制約が多く、荷が重すぎたために実現しなかったことを明かしている。

”それは私の計画には全くありませんでした。ダース・ベイダーを脚本で書くのは本当に制限が多いんだよ。実際にやったことはあるけど、彼はあまり話すことがないんだ。(中略)そしてダース・ベイダーは私にとっては大きすぎる存在でした。一度は考えましたが荷が重すぎました”

ダース・ベイダー自体はこの時代に存在しているが、少なくとも『キャシアン・アンドー』ではその存在に大きく触れられることはない。一方、続編にあたる『ローグ・ワン』のラストでは、デス・スターの設計図をレイア姫に届けようとする反乱軍兵士たちをギリギリまで追い詰め、恐るべき存在感を見せていた。

これまで『新たなる希望』の冒頭の数行にしか記されていなかった背景にスポットを当てるのが『キャシアン・アンドー』の魅力であり、歴史の影に隠れたキャラクターたちの活躍を描くことが『ローグ・ワン』と『キャシアン・アンドー』最大の特徴だと言えるだろう。

ジェダイやシス、バウンティハンターだけではない『スター・ウォーズ』の新たな視点を描く『キャシアン・アンドー』は、Disney+(ディズニープラス)で配信中だ。

ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

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