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DCU版『スーパーマン』では、昔からの“なぜメガネで正体がバレないのか”問題に、物語設定としてきちんとした答えが用意されていた。
ジェームズ・ガン監督は、コミックで言及されてきた「ハイプノ・グラス(催眠メガネ)」の要素を採用しており、クラーク・ケントの印象をわずかに歪めて周囲の認知をずらす仕組みだと説明していた。
これにより人間の目にはクラークがスーパーマンと結びつかないよう見えるのだ。
一方で人間は催眠で欺けても、写真や動画ではどうなるのかというのはファンの間で議論されている。
ガン監督は自身のスレッズ上の質疑で、メガネの効果は写真や映像にも及ぶと明言した。クリプトンの超科学によるものでありつつも、「原理自体は基本的な科学で説明できる」とし、カメラ越しの像にも同様の認知改変がかかるというものだった。
ファンの疑問に対して、コミックの催眠設定を現代的にアップデートして、素朴なツッコミを受け流す設定を確保したとも言えるだろう。
だからこそ自らもカメラを構えるようなデイリー・プラネットの記者は記者であり続けることができ、同時に世界のヒーローであるスーパーマンとしても成立するのだ。
こういったクリプトン星の超科学については今後のDC作品でも扱われるかもしれない。DCU世界におけるクリプトンはまだそこまで掘り下げられていないため、過去の時系列を含めてどのように描写されるかも期待だ。

メガネだけですごすぎるぞ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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