DCU『スーパーガール』低予算での制作? ー スター級のキャスティングにも影響か

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DCUは『スーパーマン』を皮切りに、作品ごとに規模も色も変えながら広げていくという、シェアード・ユニバースらしい展開が期待されている。

ただすべての映画っが”超大作”といったことでは無いようで、次の劇場公開映画『スーパーガール』が「低予算寄りで作られる」とする報道が出てきた。

Puckの報道として『スーパーガール』の予算が「比較的低い」としており、具体的な数字は明らかにされていないが、映画自体を黒字化をしやすくする狙いがあると伝えている。

派手さだけを頼りに制作よりも、確実に利益を出せる規模に抑えるということだろう。

すでに解禁されている予告編は、原作コミックの『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー』ほどの壮大さを持っていない点が指摘されており、さらにキャスティング面でもA級スターを多く起用していない点などを「コスト調整のサイン」だとされている。

実際、主演は『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』で知られるミリー・オールコックで、若手であることもあり、まだ世界的な映画スター級といった女優ではない。
ヴィランのクレム・オブ・ザ・イエロー・ヒルズ役もマティアス・スーナールツがキャスティングされており、記事内では「知名度優先ではない」選び方だと整理されている。

一方で、DCEUシリーズではアクアマンを演じたジェイソン・モモアはトップスター級であるとしながら、彼が演じるロボ役はあくまでカメオ程度であり、物語に大きく関わってくるわけではないとされている。

DCスタジオ共同代表のジェームズ・ガン監督は『マン・オブ・トゥモロー』のメインヴィランであるブレイニアック役にドイツのラース・アイディンガーを起用しており、彼もまたハリウッドでのスター級とはいい難い俳優ではある。

ガン監督はこういった俳優の起用に関して、俳優の知名度だけを見ているわけではなく、あくまでキャラクターに合う俳優で、演技などをオーディションを通して判断していると明かしている。

こういったガン監督のキャスティング方針もあってか、コストも比較的抑えめに制作することができるとも推測することができる。

もちろんここからトップスターへと駆け上っていく可能性も大いにあり得るため、将来的に続編映画を制作する場合はより予算が増えていくことも考えられるだろう。

まずは『スーパーガール』がDCスタジオの目論見どおりに早いうちに黒字化できるかを注目しておこう。

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