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DCEUの再スタートとなった「DCU」の中でも、特に期待値が高い作品のひとつが実写映画『スーパーガール』である。
本作の主演には『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の若きレイニラ役で注目を集めたミリー・オールコックがカーラ・ゾー=エルを演じることになり、一気に注目も集まっている。すでに『スーパーマン』でカメオ出演した際も、多くのファンから単独映画への期待感がインターネット上でシェアされていた。
しかし本人は、主演抜擢の裏側で抱えていた戸惑いや不安を、フォーブスの取材の中で語っている。
役を受ける覚悟が本当に自分にあるのか、重圧に耐えられるのか、自問自答する時間が続いたそうだ。
一方でオールコックは、時間をかけてその不安と向き合ううちに、最終的には自分を信じるしかないと腹をくくったとも話している。
またインタビューでは、彼女が以前から抱えてきた「自信の少なさ」のエピソードについても触れている。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』撮影時には、あるスタッフから「演技レッスンを受けたほうがいい」と助言され、その一言で自信を大きく揺さぶられたということだ。
DCU入りによって、今後の生活が大きく変わることについても、オールコックは冷静に見ているようだ。今はまだロンドンで地下鉄に乗ったりパブに行ったりしても気付かれない場所もあるが、『スーパーガール』公開後はそうはいかないだろうと語りつつ、「人々は悪気がなくても距離を詰めてきて、追いかけてくることもある。匿名性を失ってしまう」と、有名になることへの不安も率直に明かしている。
DCU版『スーパーガール』は、トム・キング原作コミック『Supergirl: Woman of Tomorrow』をベースにした宇宙規模の映画として制作が進行中。主演のミリー・オールコックにとっても、そして今後のDCUにとっても大きな節目となる1本になりそうだ。『スーパーガール』は2026年6月26日より全米公開予定だ。

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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