『サンダーボルツ*』監督、『スパイダーマン:NWH』ラストの影響があったことを明かす ー 「同じことはできない」

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※この記事には『サンダーボルツ*』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

MCUシリーズ最新作『サンダーボルツ*』では、新たなキャラクターとしてボブ/セントリー/ヴォイドが登場しており、コミックでも人気のキャラクターの参戦に多くのファンが注目していた。

概ねセントリーの設定については変更はなかったが、実はヴォイドの存在を封印するために世界中の人々から自分の記憶を消したことがコミックで描かれている。

しかしこの設定はMCUでは使用することができないのだ。その理由は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のラストで全く同じことが行われていたからだ。

このことについてマーベル公式とのインタビューでジェイク・シュライアー監督が短く言及をしている。

”『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のせいで、同じ物語を語ることはできなかったんだ。ありがとうジョン(・ワッツ監督)”

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ではマルチバースからの侵食を食い止めるために、すべての起点となっていたピーター・パーカーの存在を世界中から忘れさせることで事態を収束していた。

目的自体はことなるものの、結果的に世界中の人々から忘れ去られることは同じで、セントリーがピーター・パーカーと同じ状況と結末になってしまっては、MCUシリーズとしては新鮮味が無かっただろう。

ただ一部では記憶喪失設定は継承されており、映画ラストでのヴォイドの事件が収束した後、ボブはあまり詳しいことを覚えていない様子だった。

もちろん将来的に再びヴォイドが暴走して、コミックと同様の結末を描く可能性もあるだろう。セントリーとしてのパワーも完全には失われていないことや、完全に制御できていないことも示唆されているため、今後のセントリーの物語がどのようにしていくのか注目をしておこう。

『サンダーボルツ*』は2025年5月2日に劇場公開中だ。

まさかの被りとは・・・

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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