『キャプテン・アメリカ4』アンソニー・マッキー、コミック本をあえて避けたことを明かす ー 「脚本に集中した」

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MCUシリーズの最新作として公開を控える『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』

本作ではスティーブ・ロジャースから盾を受け継いだサム・ウィルソンが、新たなキャプテン・アメリカとして活躍する姿が描かれる。これはコミックでも展開されたストーリーであり、そのビジュアルも映画で忠実に再現されている。

そんななか、海外メディアのインタビューを受けたサム・ウィルソン役のアンソニー・マッキーは、撮影時にあえてコミックを読むことを避けていたことを明かした。

”文字通り、脚本に集中していたんだ。映画のストーリーは一つのコミックをそのまま映像化しているわけではなく、複数のコミックを参考にしながらアウトラインを作っている。だから1本の映画に3冊や4冊の異なるコミックの要素を盛り込むことができるんだよ。なので、私はあえてコミックには手を出さず、脚本とストーリー、そしてサム・ウィルソンの映画での歩みだけを頼りに、彼をキャプテン・アメリカとして形作っていったんだ。”

アンソニー・マッキーが『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で初めてサム・ウィルソンを演じてから、すでに10年以上が経過している。長年同じキャラクターを演じ続けたことで、映画独自のサム・ウィルソン像が確立されていることを考えれば、彼の言う通り、脚本を主軸にキャラクターを深掘りする方が適切なのかもしれない。

また、アンソニー・マッキーはサム・ウィルソンの特性として「共感性」が重要であるともコメントしている。

”映画の撮影中、毎日セットで繰り返してきた言葉が2つあります。それは「思いやり」と「共感」です。「大いなる力には大いなる責任が伴う」、そうでしょう?サムはキャプテン・アメリカの名を受け継ぎました。それには大きな責任が伴います。サムは元カウンセラーとしての顔も持っており、スティーブ・ロジャースにはなかった高い共感力を備えています。だからこそ、皆さんがキャプテン・アメリカのシールドやその名前を考えるとき、思いやりや共感の意味についても考えてほしいのです。”

スティーブ・ロジャースの単なる後継者ではなく、サム・ウィルソンらしいキャプテン・アメリカが描かれることを示唆するコメントとなった。

映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2025年2月14日より日本公開予定だ。

ゆとぴ

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