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2025年より新たにスタートするシェアード・ユニバースであるDCUシリーズ。
今作はDCおなじみのヒーローであるバットマンとスーパーマンももちろん参戦してくる予定だが、いずれのキャラクターもそれぞれの起源となる物語は描かれないとされている。
2025年7月公開予定の『スーパーマン』は、主人公のクラーク・ケントはすでにスーパーマンとしてヒーロー活動をしていると言われており、製作予定の映画『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド』ではバットマンには相棒のロビンであり息子のダミアンがおり、こちらもすでにゴッサムシティのダークナイトとして活動を始めている。
この理由についてDCスタジオ共同代表のジェームズ・ガン監督はSNSでの投稿にて、いずれもすでに知れ渡っているオリジンであるからだとしている。
ここ10年ほどを振り返ればバットマンは『バットマン ビギンズ』にてオリジンが描かれており、『バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生』ではメインの物語ではなかったものの、冒頭映像でバットマンのオリジンに触れている。
スーパーマンについても『マン・オブ・スティール』でオリジンが描かれたばかりだ。
このように振り返ると数年単位で似たようなオリジンを描くことは、物語のスペース的にもあまり効率的とは言えず、ある程度はファンには分かってもらったうえで物語を進めたほうが、新しいストーリー展開にもチャレンジすることができる。
そういった理由からもバットマンとスーパーマンのオリジンはDCUでは描かれることはないのだ。
似たような事例では『ザ・バットマン』でもオリジンは省かれており、マーベルでは『スパイダーマン:ホームカミング』でオリジンが省かれている。
2025年には『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ』が公開予定だが、こちらも同様の理由でオリジンが省かれると言われている。
人気のヒーローこそなんども映像化されていくために、こういった似た物語になるオリジンを省く傾向は今後数年間は続いていきそうだ。逆にまだ知名度がないキャラクターや映像化の機会に恵まれていないキャラクターについては丁寧にオリジンを描いていくことを期待したい。
DCUシリーズは2025年7月11日全米公開の『スーパーマン』でスタートする予定だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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