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MCUシリーズの『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』ではメインヴィランとして、かつてヒーローとして活躍したワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチがダークホールドやドラマ『ワンダヴィジョン』での出来事から闇堕ちをしてしまった姿で、ストレンジたちの前に立ちはだかっていた。
彼女の姿はコミックでのスカーレット・ウィッチに比較的に近い姿のスーツを身にまとっていたが、ドラマ版とは少し異なるデザインに変更されていた。
この点についてマーベル公式Youtubeチャンネルの動画で、衣装デザインなどを指揮したアンディ・パーク氏が経緯を明らかにしている。
袖が追加された厳密な理由はわからないようだが、それでもスーツの表面にある黒い模様がワンダの壊れた心を表現するのに役立ったと明かしたパーク氏。
見た目にもその禍々しさや暴走した姿を表現しているのは見事なデザイン力と言えるだろう。
このほかの変更点にはワンダ自身のメイクも大きく変更されていたりするなど、全体的にもヴィラン感が強めなアレンジがされていた。
さらにはエリザベス・オルセン自身の表情の演技やサム・ライミ監督のホラー演出などで、今までにないようなヴィランとして表現されたことは間違いないだろう。
スカーレット・ウィッチについては映画のラストで自らの行いを悔いてダークホールドの原文が刻まれた石碑を破壊し、その瓦礫とともに埋もれていったと思われる。ただ生死については不明で、今後のシリーズに再登場するのか注目されている。
『ワンダヴィジョン』のヴィランとして登場したアガサ・ハークネスのスピンオフドラマ『アガサ:ハウス・オブ・ハークネス』との関連にも期待したいところだ。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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