『ザ・ペンギン』は限定シリーズだった ー WB幹部はシーズン2制作の条件にも言及

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マット・リーヴスが監督・脚本を務め、ロバート・パティンソンが主演を務めた映画『ザ・バットマン』は、コロナ禍の2022年に公開されたにもかかわらず大ヒットを記録した。2024年には、コリン・ファレル演じるヴィランのペンギンを主人公とした配信ドラマ『ザ・ペンギン』も展開され、こちらもファンから高い評価を受けていた。

すでにシーズン2への期待も高まっている『ザ・ペンギン』だが、ワーナー・ブラザースのテレビ部門トップであるチャニング・ダンジー氏は、実は本作が限定シリーズとして制作されていたことをDeadlineのインタビューの中で明かし、シーズン2制作の条件についてもコメントしている。

”『ザ・ペンギン』については興味深いことに、関係者全員と話をすると、皆があのキャラクターたちを再登場させたり、もっと何かをやることに興味を持っているんですよ。元々は限定シリーズとして計画されていたんです。でも、シーズン2が絶対にないとは言いません。コリン・ファレルとクリスティン・ミリオティ、そしてあのチームなしでは絶対にできないので、もし集まることができたら可能性は十分にあると思います。ただ、現時点では何も計画されていません

ダンジー氏は『ザ・ペンギン』のシーズン2について、現時点では何も計画されていないと明かしている。ただし、何らかの企画が進行中である可能性も否定できず、公にできない段階である可能性もある。とはいえ、限定シリーズとして制作された場合は、シーズン2へと続けるための構造や土台が必要になることは間違いないだろう。

本作は『ザ・バットマン』の後日談として制作され、続編『ザ・バットマン PARTⅡ』へとつながる橋渡しの役割を担っていた。そのため、設定上の制約もあり、そのままシーズン2を制作するのは難しいと考えられる。

もしシーズン2が実現するとすれば、再び映画の後日談的な役割を果たすことになり、『ザ・バットマン PARTⅡ』の公開後になる可能性が高いだろう。

『ザ・バットマン PARTⅡ』は2025年冬にも撮影が開始される予定であり、ロバート・パティンソンのほか、コリン・ファレルも再びペンギン役として出演することが明らかになっている。

果たして『ザ・ペンギン』の新たな物語は描かれるのか。今後の動向に注目しておきたい。

ゆとぴ

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