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※この記事には『ザ・フラッシュ』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
昨今のアメコミ映画といえば、世界トップクラスのCGというところが挙げられるだろう。
もはやどこまでが現実で、どこまでがCGであるかが区別できないシーンなども数多くあるが、最近公開されたDC映画『ザ・フラッシュ』についても同様に多くのCGが多様されている。
しかし一部のファンからは試写の段階からCGのクオリティへの批判が挙げられていた。
特にフラッシュが疾走するスピード・フォース内のシーンは、ロバート・ゼメキス氏(「ポーラーエクスプレス」、「ベオウルフ」、「クリスマス・キャロル」)の2000年代初期のCGアニメーション映画のように見えるとも揶揄されていた。
この批判は徐々に大きくなっており、ついにメガホンをとったアンディ・ムスキエティ監督が自身の意見を海外メディアでコメントしている。
ムスキエティ監督はあえて意図して行ったものであるとコメントした。
そこまで気にしないファンも多かったかもしれないが、スピードフォースの光などの表現に違和感を持つファンもいた。これに対してムスキエティ監督が演出の一つだと語っている。
このほか、映画終盤のスピードフォースでのタイムトラベルシーンでは、マルチバース間が衝突するシーンがあり、過去にスーパーマンやバットマンを演じた俳優が登場している。それは過去の映像を使いまわしたものではなく、一部CGによって表現したものになっている。
これに対しても批判の言葉が届いているが、すでに逝去している俳優が演じたキャラクターの扱いについては未だに賛否が別れている。
『ザ・フラッシュ』を見たあなたは今作のCGに違和感を感じただろうか?
映画は2023年6月16日より劇場公開中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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