『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド』監督、『ザ・バットマン』DCU導入を否定 ー 「DCUの一部ではない」

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DCUシリーズでは、複数の映画やドラマの製作が進行中であり、特に注目されているのがDCUオリジナルのバットマン映画『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド』だ。本作は『ザ・フラッシュ』のアンディ・ムスキエティ監督がメガホンを取る。

ムスキエティ監督は最近の海外メディアのインタビューで、マット・リーヴス監督の『ザ・バットマン』がDCUに導入ウワサされるという噂について言及した。

“皆さんご存知の通り、『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド』に登場するバットマンは、新しいDCユニバースに属するものとなります。マット・リーヴスのバットマンがこの新しいユニバースの一部ではないことは明らかです。DCとワーナー・ブラザースはリーヴスの『ザ・バットマン』シリーズの続編を進めており、広く報道されているように、2027年頃に公開される予定です。つまり、次のバットマン映画が日の目を見るまでには、まだ時間がかかるということです。”

このコメントから、ムスキエティ監督はDCUのバットマンとリーヴス監督のバットマンが別々の存在であることを明確にした。したがって、異なる世界観を持つ2つのバットマン映画が、ほぼ同時期に進行している状態だ。

『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド』の公開日はまだ発表されていないが、『ザ・バットマン PARTⅡ』とは異なる時期に公開されると予想される。ムスキエティ監督も、2つのバットマン映画が同時期に公開されることに懸念を示している。

バットマン映画を2本同時に公開するのは逆効果だ。DCがやっているのは、この2本の映画が互いに衝突しないようにする戦略を立てることだ。私がこのプロジェクトに参加するのは、今のところは意図があるからです。スタジオは私と一緒に映画を作りたいと思っており、私もそうしたいと思っている。私はこの映画に取り組みたいと強く思っている。いまはストーリーとトーンについて話し合っているところだ。”

DCスタジオやワーナー・ブラザースが、2つのバットマン映画をどのように共存させていくかは不明だが、少なくとも公開日を調整する可能性が高い。また、両作品のトーンやストーリーは全く異なるものとして扱われる見込みであり、『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド』は『ザ・バットマン』と大きく異なる作品となるだろう。

なお、『ザ・バットマン』のDCU導入について、DCスタジオ共同代表のジェームズ・ガン監督は以前に話し合いが行われたことを認めており、マット・リーヴス監督は「将来のことはわからない」とコメントしている。

現時点では、発表されたプロジェクト通りに製作が進む見込みだが、今後の進展によって状況が変わる可能性もあるだろう。

果たして2つの世界観を持つバットマン映画がどのように描かれていくのか。今後の情報に注目したい。

ゆとぴ

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