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DCコミックスを原作とした最新映画『ザ・バットマン』は、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト ライジング』から実に10年ぶりのバットマンの単独映画となっており、新たにロバート・パティンソンが演じる新しいダークナイト像が描かれることになっている。
とはいっても今作ではどうやらブルース・ウェインがバットマンになった経緯については詳細に描かれることがないことを、メガホンをとったマット・リーヴス監督が海外メディアのエスクァイアのインタビューで明らかにしている。
ブルースがバットマンになったキッカケとしては、子供時代にゴッサムシティの路地裏で両親と歩いている際に、強盗に襲われ、目の前で両親を殺害されたことが始まりとなっており、これまでのバットマンの映像作品では何度も描かれてきた。
バットマンが登場しない『ジョーカー』でさえもこのシーンを扱っており、ここ数年はその頻度も高くなっていた。
基本的にこの部分が変わることも殆どないため、マット・リーヴス監督としてはあえて描くことはしなかったようだ。
似たような例だとMCUシリーズでトム・ホランドが演じるスパイダーマンが当てはまるだろう。このスパイダーマンに関しても誕生の経緯が省かれていきなりスパイダーマンとして活躍しているピーター・パーカーが登場しており、ベンおじさんの死なども描かれてはこなかった。
逆に言うと過去の作品との差別化や本筋の物語を描く時間も増えるため、より新時代のバットマン映画として確立することができると思われる。
バットマンになる経緯が省かれても実は上映時間が3時間弱ある『ザ・バットマン』。今作は2022年3月11日に日本公開予定だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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