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MCUシリーズの人気映画として名高い『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』から、コンセプトアートなどをまとめたアートブックが本国で発売されており、その内容には惜しくも実現することはなかったいくつかのシーンも盛り込まれて話題になっている。
先日にはヴァルチャー登場の案もあったことが明らかになっているが、新たな情報ではピーター・パーカー/スパイダーマンの親友であるネッドがヴィラン化したような姿のコンセプトアートが確認された。
コンセプトアートでは、ネッドがグリーン・ゴブリンのグライダーに乗り、パンプキンボムを手にして笑顔を浮かべる姿が描かれている。
これはコミックにてネッドがヴィラン化したホブゴブリンをイメージしたものであると思われる。
このイラストについてアーティストのフィル・サンダース氏は次のようにコメントしている。
映画の中でコミックのようにヴィラン化するわけではなく、何らかの理由でグライダーに乗ってしまい、調子に乗っているようなイメージとしてのイラストだったとのことだ。
ファンサービスとしてのものであるため、ピーターの親友がホブゴブリンになることがなく、安心したファンも多いだろう。
ちなみにそのファンサービスの一環とも思われるやりとりとしては、ネッドがトビー・マグワイア演じるピーター・パーカーから親友の闇堕ちなどの話を聞いた際、トム・ホランドのピーター・パーカーに自分はヴィランにはならないと、キレイな瞳の笑顔で宣言するシーンが確認されていた。
これはおそらくコミックでホブゴブリン化することを意識した小ネタだったと思われる。
様々なアイディアが検討されて名作として完成することになった『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』はデジタル配信中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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