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MCUシリーズの名作として今なお名高い映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。
複数のマルチバースから過去の映画のヴィランたちが集合した夢のような映画として描かれた今作ではあるが、シニスター・シックスというスパイダーマンのヴィラン6人で構成されるグループについては、明確に登場することはなかった。
そんな中で今作の新たなコンセプトアートの中で、当初はマイケル・キートン演じるエイドリアン・トゥームス/ヴァルチャーが登場する案があったことが明らかになった。
コンセプトアートではピーター・パーカーが捕まえたグリーン・ゴブリン、ドクターオクトパス、エレクトロを拘束し、ヴァルチャーの元に何らかの助けを求めようとするシーンとなっている。
このことについてコンセプトアーティストのフィル・サンダース氏は当時の様子を振り返り、かつての敵の助けを借りることになったと説明している。
コンセプトアートでは映画と同じくドック・オクのアームを操っていることも確認できる。
詳しい状況は不明だが、『スパイダーマン:ホームカミング』のラストでは囚人として投獄されていたエイドリアンだが、『ノー・ウェイ・ホーム』の時点では釈放されていることが想定されていたようだ。
残念ながらこのシーンは実現することはなかったが、『ノー・ウェイ・ホーム』での出来事自体はエイドリアンにも影響していたことが、『モービウス』の中で明らかになっている。
ドクター・ストレンジの魔術の暴走によってエイドリアンは、『モービウス』の世界に飛ばされ、そのまま帰還することなくその世界で再びヴァルチャーのスーツを手に入れて、モービウスと接触していた。
その後二人がどうなったかは不明だが、少なくともピーターが気兼ねなく助けを求められるほど、関係が良好とは言えなそうな雰囲気だった。
果たしてマイケル・キートンのヴァルチャーは再びMCU世界に戻ってくるのだろうか?今後の新たな情報には注目をしておきたいところだ。
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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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