本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。
※この記事には『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
ソニー・ピクチャーズが公開したマーベルのアニメ映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』。
今作はマルチバースを舞台した作品ともあり、非常に大量のスパイダーマンたちが登場して話題にもなっている。
基本的には名前もついていないようなスパイダーマンが多かったが、中には実写映画もマルチバースのひとつとしてカウントされていることで、カメオ出演のサプライズもあった。今回はその内容を紹介していきます。
まず本人が映画に出演したのはドナルド・グローヴァーだ。
彼は今作でマルチバースのアーロン・デイヴィス/プロウラー役で出演している。マルチバースのゲートが開いたことの影響で、別の世界に飛ばされ、その後スパイダーマンたちに捕獲されて、元のユニバースに戻されるためにカプセルのようなところに捕らえられていた。
アニメ映画ではあるがそのまま実写で登場しており、スーツもプロウラーをイメージした紫のものを着ていた。
またドナルド・グローヴァーは『スパイダーマン:ホームカミング』にも同じ役として出演しており、その際は甥がいることも台詞のなかで確認されていた。
ただ今回登場したアーロン・デイヴィスが、MCU世界と同一人物かはわかっていない。MCU世界のアーロンも闇堕ちしてヴィラン化するまでは至っていないため、別のマルチバースの可能性もあるだろう。
次の登場したのは、『ヴェノム』からエディ・ブロックがよく通うコンビニの店主のチェンさんだ。
ザ・スポットが自身の能力を試す段階で顔を出したマルチバースの一つで、商品をそのまま頂いて消えていった。
チェンさんもそのまま実写で登場しており、ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース同士でのクロスオーバーとしては初めてとも言えるだろう。
このほかにはマルチバースの一つとして映し出された映像に、トビー・マグワイア版の『スパイダーマン』の映像や、アンドリュー・ガーフィールドの『アメイジング・スパイダーマン』でのシーンがそのまま使用いされていた。
こういったところからも『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』では実写映画も明確にマルチバースのひとつとして紐づけていることがうかがえる。
本格的なスパイダーマン同士のクロスオーバーはなかったものの、今後そういった可能性は十分にありえる演出となっていた。
このほか、キャラクターではないが、劇中でスパイダーマン2099ことミゲル・オハラがマルチバースの説明をしているシーンで、ビジュアルで表現した枝分かれしたマルチバースが、『ロキ』でのマルチバースの表現に似通っていたことも気づいたファンは多いだろう。
MCUシリーズとはなかなか本格的なクロスオーバーは難しいかもしれないが、以前には『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』でマイルス・モラレスが登場するとのウワサもあるため、今後2つのシリーズが交わることを期待しておこう。
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は2023年6月16日より劇場公開中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
【広告】
【広告】