ケヴィン・ファイギ、ルッソ兄弟監督への懸念でより『アベンジャーズ』制作に関与か

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MCUシリーズのマルチバース・サーガは、クロスオーバー映画『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』と『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』でフィナーレを迎える予定であり、その重要な作品ではジョー・ルッソ&アンソニー・ルッソの兄弟監督が指揮を執ることが決定している。

二人の監督はすでにMCUシリーズで『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』や『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』を成功させており、その実績は確かなものとなっている。

しかし、最近配信されたルッソ兄弟の監督作品『エレクトリック・ステイト』には、映画批評家から多くの酷評が寄せられており、海外の映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では現時点で支持率15%という低評価となっている(オーディエンス評価は71%)。

海外メディアの情報によると、この結果を受けてマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏は、2作のアベンジャーズ映画の制作により積極的に関与していく予定であると伝えられている。

これは『エレクトリック・ステイト』の反響を受け、マーベル・スタジオ上層部がルッソ兄弟の起用に懸念を抱いているためであり、現時点では降板の選択肢はないものの、上層部を納得させるためにファイギ氏自らが制作に関与するとされている。

『エレクトリック・ステイト』では、『ドゥームズデイ』や『シークレット・ウォーズ』の脚本家であるスティーブン・マクフィーリー氏も共同脚本を担当しており、制作費は3億ドル以上だったと報告されている。

もちろんすべての監督作品をヒットさせることは現実的に不可能であり、ルッソ兄弟もその例外ではない。たびたび監督を交代していては、完成するべき作品も作れなくなってしまう。

失敗が許されない作品であることは確かだが、スタジオが指揮を執る監督たちを信頼することも映画製作においては重要だろう。

注目の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は2026年5月、『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』は2027年5月に全米公開予定だ。

ゆとぴ

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