『ジャスティス・リーグ・ダーク』制作中止へ ー 理由には予算の都合とも

HBO Maxの配信作品として制作が予定されていた『ジャスティス・リーグ・ダーク』の制作がひっそりと中止になっていたことが有力海外メディアからの情報で明らかになった。

詳細な理由は明らかにされていないものの、以前から予算の都合が取れないと言われていたことから、ここが決定打になった可能性は高いだろう。

『ジャスティス・リーグ・ダーク』はHBO MaxとJ・J・エイブラムス、そして彼の制作会社によって、”アベンジャーズ・スタイル”の作品として制作されることが予定されていた。

ただ長年具体的なことはなにも伝えられてはおらず、その間にジェームズ・ガン監督とピーター・サフラン氏の二人がDCスタジオの代表に立ったことで、抜本的にDCコミックスの映像作品のテコ入れを始めることになっていた。

『スーパーマン：レガシー』から始まるDCUシリーズには基本的に全ての映画とドラマ、アニメ作品が同シリーズに属することになっており、それに属していないのは『ザ・バットマン』や『ジョーカー』、『コンスタンティン』などのDCU以前から存在していた独立性の高いシリーズのみとなっている。

そのためいまからDCUとは無関係の作品を始めるのは以前のように統率が取れない状況が続いてしまうリスクになる。そういった側面から見れば、『ジャスティス・リーグ・ダーク』が制作中止になったのも良いニュースとして受け取れるかもしれない。

もちろんDCUシリーズ内でジャスティス・リーグ・ダークが結成されることもありえるため、そのような展開に期待をしつつ、新しいDCの映画シリーズに注目をしておこう。

ゆとぴ

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