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『スター・ウォーズ』シリーズの最新作として現在制作が進められている映画『マンダロリアン&グローグー』。
本作はDisney+(ディズニープラス)で配信されていたドラマ『マンダロリアン』の続編にあたり、3シーズンにわたって展開された物語の集大成となる作品だと報じられている。
ドラマを追ってきたファンにとっては待望の作品である一方、未視聴層にどれほど訴求力があるかについては疑問視する声もある。
この点について、ドラマに続いて本作でもメガホンを取るジョン・ファヴロー監督が、Colliderのインタビューで次のように語っている。
つまり、ドラマを視聴していなくとも、キャラクターの存在を認識していれば映画を理解するうえで支障はないというのがファヴロー監督の見解だ。
とはいえ、マンダロリアンやグローグーのように広く知られたキャラクターであれば問題はないが、それ以外の登場人物まで知っているという人は多くはないだろう。
さらに、『スター・ウォーズ』シリーズに詳しくない層にとっては、マンダロリアンやグローグーすら認知していない可能性もある。
こうした高いハードルを踏まえれば、劇中である程度の説明が求められるのは避けられない。前提知識がなくとも楽しめる構成に仕上げられるかどうかは、まさに映画製作陣の手腕にかかっている。
ジョン・ファヴロー監督といえば、MCUシリーズの『アイアンマン』を手がけたことでも知られており、その実績には定評がある。ドラマ『マンダロリアン』が概ね好評だったことを考慮すれば、『マンダロリアン&グローグー』のそういった不安の解消にも期待は持てるかもしれない。
なお、マーベル・スタジオはDisney+ (ディズニープラス)の配信ドラマを前提とした映画展開を行った際に、当時はファンから批判を受けという前例がある。ただそれは最初からドラマと映画のメディアミックスを前提としていたことで、うまくいかなかった例でもある。
『マンダロリアン』に関しては当初は映画化の予定もなく、映画との絡みもない独立した作品であった。そのため今回の映画化についてもドラマ視聴層をターゲットとしている意図がうかがえる。
果たして『マンダロリアン&グローグー』は、大スクリーンでどのような物語を描いてくれるのか。映画は2026年5月22日に全米公開予定だ。

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。
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