『マンダロリアン』、スター・ウォーズの禁止事項を破っていた ー 『アンドー』脚本家が明かす

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『スター・ウォーズ』のDisney+(ディズニープラス)配信ドラマ『マンダロリアン』は、シリーズの中でも屈指の人気を誇る作品として知られており、今後は映画『マンダロリアン&グローグー』として劇場公開されることも決定している。

そんな『マンダロリアン』について、『ローグ・ワン』や『キャシアン・アンドー』のショーランナーであるトニー・ギルロイ氏が、ある意外な描写に言及した。

”『ローグ・ワン』を作り始めた頃、絶対にやっちゃいけないことがあったんだ。トイレを出しちゃダメだった!でも『マンダロリアン』でトイレが出てきたんだよ。「え?俺たち『ローグ』でトイレやろうとしてたのに!なんであいつらだけ!?」ってね”

ギルロイ氏の話によると、『スター・ウォーズ』シリーズでは長らく“トイレを映してはいけない”という暗黙のルールがあったようだ。少なくとも『ローグ・ワン』の制作当時は、その制約が存在していたという。

なぜ『マンダロリアン』ではその制限が解除されたのかは明らかではないが、今後配信予定の『アンドー』シーズン2では、そういった描写が盛り込まれる可能性もあるかもしれない。

ギルロイ氏はさらに、『スター・ウォーズ』という作品世界には、キャラクターの設定や時系列、世界観に関する厳格なルールがあることにも言及。脚本制作にあたっては、そうしたルールを遵守しながら物語を構築する必要があると語っている。

なお、『アンドー』シーズン2では、シリーズ内で語られてきた「ゴーマンの虐殺」が映像で描かれる予定だ。この事件は、帝国軍が平和的に抗議していた市民たちをクルーザーの着陸で押し潰したとされるもので、これまで複数の作品で言及されつつも詳細は描かれてこなかった。

今回ドラマでの正式な描写が加わることで、『スター・ウォーズ』正史の中でも重要な位置づけとなることは間違いない。

『キャシアン・アンドー』シーズン2は、2025年4月25日よりDisney+にて配信開始予定だ。

ゆとぴ

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