ジェームズ・ガン、”過激ザック・スナイダー派”の批判に言及 ー 「気にしていないよ」

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2025年7月に公開予定のDC映画『スーパーマン』は、新たなシェアード・ユニバース「DCU」シリーズの第1作として注目を集めている。

このDCUシリーズは、前身であるDCEUシリーズを土台にしているものの、いくつかのキャラクターは継続されながら、主要キャラクターや世界観の多くがリブートされている。

DCEU時代はザック・スナイダー監督がシリーズを統括しており、特に2021年にネット配信された『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』は、ファンから高い支持を集めた作品となった。

そのためDCUにおいても、スナイダー監督の復帰を望む声は根強く存在している。

一部の過激なファンはDCU作品に対して激しい批判を繰り広げているが、DCスタジオ共同代表のジェームズ・ガン監督は、ローリング・ストーン誌のインタビューにおいて、そうした批判的な声に対する自身の見解を語っている。

”どう言えばいいのか考えていますが、気にしていませんよ。いいことだと思います。みんなに応援してもらいたいとは思わないですよね。(中略)反対勢力があったっていいんです。馬鹿げているものもありますが。なにかを出すたびに、どれだけ好評を得ようとも、必ずなにか大きな物議を醸すものが出るのはわかっています。スーパーマンが太陽の光を浴びて傷んで叫んでいるという設定は大きな物議を醸しだんだ”

スーパーマンは太陽光を浴びることでダメージを回復し、再び戦う力を得る。この設定はDCEU時代にも描かれており、復活直後のスーパーマンが太陽を浴びてからステッペンウルフとの戦いに挑んでいた。

一方でガン監督による『スーパーマン』では、傷を負ったスーパーマンが太陽の光を浴びると痛みを感じて苦しむ描写があり、この演出について一部のファンからは否定的な声も上がっていた。しかし、ガン監督は「本当に議論するようなことなのか?腹を立てる理由が見つからなかったの?」と意に介していない様子を示している。

どんな良作であっても、すべての観客から支持を得ることは難しい。特にスナイダー監督に思い入れのあるファンにとっては、DCEUシリーズの継続を願う気持ちも理解できる。

しかし、DCEUが複雑化し、収拾がつかなくなっていたのもまた事実である。そうした状況の中で、DCUとして一度シリーズを仕切り直す判断は避けられなかったのだろう。

果たしてDCUシリーズは、こうした批判的な声を乗り越えて好スタートを切ることができるのか。『スーパーマン』は2025年7月11日に日本公開予定だ。

批判よりは前を向いていこう

ゆとぴ

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