MCU版『ファンタスティック・フォー』、なぜメインヴィランはドゥームじゃない? ー ギャラクタスの撮影方法も

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マーベル・スタジオが手がけるMCUシリーズの最新作として注目を集めている『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』では、銀河規模の脅威であるギャラクタスがメインヴィランとして登場することが発表されている。ファンタスティック・フォーとギャラクタスとの激突は、MCUにおける壮大なスケールの戦いとして描かれる予定だ。

これまで20世紀FOX時代に制作された『ファンタスティック・フォー』シリーズでは、ドクター・ドゥームがメインヴィランとして描かれてきたが、今作では登場しないとされている(少なくともメインヴィランではない)。これについて監督のマット・シャックマン氏エンターテインメント・ウィークリー誌で、過去作との差別化を理由に挙げている。

”ドゥームは素晴らしいキャラクターですが、彼が登場すると全てを持っていってしまうんです。過去の作品ではファンタスティック・フォーのオリジンとドゥームの両方を描いていましたが、今回はそのどちらも描かないつもりです。だからこそ、ドゥームには新しい視点から光を当てることができるんです”

本作では、ファンタスティック・フォーのメンバーはすでに世界的に知られたヒーローとして登場し、彼らのオリジンにはほとんど触れられない構成になっている。つまり、物語はすでに危機をいくつも乗り越えてきた彼らの新たな冒険から始まる形となり、これまでの映画とは大きく異なるアプローチが取られている。

また、ドクター・ドゥームは別作品『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』にてロバート・ダウニーJr.の新たな役として登場予定であり、マルチバース・サーガにおける最終的なボス的ポジションを担う存在になるとみられている。これまで以上に強大でカリスマ性にあふれたドゥーム像が期待されている。

一方で、ギャラクタスについても監督は次のように語っている。

”モーションキャプチャーだけに頼るのではなく、実際に俳優に演じてもらいたかったんです。そのため、ギャラクタスのための衣装を一から作成し、多くのカメラテストを行いました。彼の巨大なスケールをどう画面に収めるか、どのようにして山のような存在感を表現するかを慎重に検討しました”

予告編ではギャラクタスの姿がわずかに確認できたものの、おなじみのヘルメットなど、コミックに忠実なビジュアルが再現されている可能性が高い。また、彼の登場と並んで、シルバーサーファーの参戦も明らかになっており、彼女のビジュアルや活躍にも注目が集まる。

『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は、2025年7月25日に全米公開予定だ。

ゆとぴ

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