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2015年に20世紀FOXより公開された『ファンタスティック・フォー』は、興行的にも批評的にも失敗に終わり、今なおネガティブな文脈で語られることが多い。
失敗の原因についてはさまざまな指摘があるが、先日、脚本家のひとりであるジェレミー・スレイター氏が、自身が目指していた『アベンジャーズ』風の作風と、ジョシュ・トランク監督が志向していた『バットマン ビギンズ』風の方向性が大きく乖離していたことを明かしている。
スレイター氏はComicbook.comとのインタビューの中で、実際には映画から削除されてしまったギャラクタスの登場案についても語っている。
本作ではドクター・ドゥームがヴィランとして登場しており、結果的には過去の映画と大きく変わらない構図のバトルとなっている。そのため、銀河規模の脅威であるギャラクタスが登場していれば、映画のスケールやダイナミズムは大きく異なるものになっていた可能性がある。
なぜ当時の社内で反対されたのかは明らかではないが、メインヴィランの選定次第で作品の方向性が大きく変わることは想像に難くない。
次に公開されるMCUシリーズ映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』では、ついにギャラクタスがメインヴィランとして登場することが判明している。この映画ではすでにファンタスティック・フォーがヒーローとして活動を始めているという設定で、過去の映画とも明確に差別化されている。
超巨大なギャラクタスに対して、ファンタスティック・フォーがどのように挑むのかにも注目が集まっている。
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は、2025年7月25日より日本公開予定だ。

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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