ライアン・レイノルズ、あのマーベルヒーローにリスペクト ー 「MCUも存在しなかった」

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※この記事には『デッドプール&ウルヴァリン』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

MCUシリーズの『デッドプール&ウルヴァリン』は、MCU以前から展開されていた20世紀FOXの『X-MEN』シリーズをベースに、FOXのマーベル映画に別れを告げるような作品となっていた。

しかしFOXのマーベル映画には『X-MEN』以外にもあり、今作では『デアデビル』『エレクトラ』からジェニファー・ガーナー演じるエレクトラと、『ブレイド』三部作からウェズリー・スナイプス演じるブレイドが登場していた。

特に『ブレイド』については『X-MEN』よりも歴史が深く、1作目の公開から26年の時が経過している。

今作で主演をしたライアン・レイノルズはこのブレイドの復活についてコメントし、リスペクトを込めて今作への登場を描いたと話している。

”ブレイドが世に出されていなければ、フォックス・マーベル・ユニバースも、MCUも存在しなかった彼はマーベルの父だ。『ローガン』の送り出しのようにシェアしてほしい”

ライアンはウェズリーとのツーショットを上げており、ブレイドへの思い入れを語った。

彼自身も『ブレイド3』に出演したことがあり、当時はウェズリーがライアンのことを気に入らず、あまり仲が良いとは言えない状況だったことは有名な話だ。

そこから再共演が実現したことはまさに奇跡的だろう。ウェズリー・スナイプス自身もこの出演について海外メディアの方で話している。

ショーン・レヴィ監督海外メディアのインタビューに対して、決して描かれることのなかったブレイドの別れを描きたいという願望があったとも話している。

”ウェズリーは長いあいだブレイドを演じていない。彼とライアンは長く連絡も取っていなかった。しかし我々はウェズリーに今回のオファーをジョークではないと明確に伝えたんだ。これはブレイドや彼の功績に対する敬意からでたものだ。”

ちなみに今作でブレイドが放ったセリフの中に「ブレイドはひとりしかいない」というセリフについても監督はコメントしている。

”あれは台本通りのセリフだったのですが、ウェズリーはそれを面白いと思ったんです。デッドプールがどのような反応をするかいろいろ試しましたが、最終的には第四の壁を破ったデッドプールの表情に落ち着きました”

ブレイドについてはMCUシリーズでリブートされることが決定しており、主演にはマハーシャラ・アリが出演する。おそらくウェズリーのブレイドは今回が最後と思われているが、新たなブレイドが伝説的なウェズリー・スナイプスのブレイドとどのような差別化ができるか注目だ。

『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日より劇場公開中だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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