デッドプールのリーク映像、ライアン・レイノルズが犯人だった ー 「間違ったことをして感謝している」

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マーベルヒーローの中でも屈指の人気を誇るデッドプールは、これまでに単独映画3作品が制作され、いずれも世界的なヒットを記録している。現在はマーベル・スタジオのMCUシリーズに導入され、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』や『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』への登場も期待されている。

ただし単独映画が制作されるまでには数々の紆余曲折があった。特に20世紀FOXへの提出用に制作されたとされるプロット映像がリークされた件は大きな話題を呼び、この映像がファンから強い支持を受けたことで、ようやく映画製作にGOサインが出されたとされている。

最近の海外メディアのインタビューで、デッドプール役のライアン・レイノルズは、このリークの首謀者が自分自身だったことを白状した・

”確かに少しズルはしたけれど、人々が興味を持つような作品に仕上がったと思う。あの時の直感を信じて本当に良かった。あの時、間違ったことをしてしまったことにも感謝している”

当時スタジオ側は難色を示しており、デッドプールがまだマイナーキャラクターだったこともあって、制作にゴーサインが出る可能性は低かったことがうかがえる。

”数年前にテスト映像を撮影したのですが、スタジオはどうしても関わりたくないと言っていました。当時は誰もデッドプールのことを知らなかった。でも、私は彼が大好きだった”

リーク当時は法的リスクも考えたというが、結果的に映画化が実現したことで後悔はしていない様子だ。

デッドプールは単独映画前に『X-MEN:ZERO ウルヴァリン』に初登場していたが、その時の姿は口を縫われ、赤いスーツも着ていない、原作ファンからすればまるで別物だった。そこから低予算5,800万ドルで制作された『デッドプール』が公開され、最終的に7億8,000万ドルを超える大ヒットを記録し、彼は一躍マーベルを代表するキャラクターへと成長した。

まさにライアン・レイノルズが一世一代の大きな賭けに出たリーク騒動であり、同時に彼のデッドプールへの愛情を示す出来事だったといえるだろう。

『デッドプール』シリーズはDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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