『デアデビル:ボーン・アゲイン』はネトフリ版よりも暗い? ー 主演俳優がコメント

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。

2025年のMCUシリーズのドラマには、ファン注目の作品である『デアデビル:ボーン・アゲイン』が配信される予定だ。

本作はNetflixで配信されていたマーベルドラマ『デアデビル』の3シーズンの正統続編となっており、登場キャラクターも同じキャスティングで再び描かれる。

デアデビルことマット・マードックを演じるチャーリー・コックス海外メディアのインタビューで本作について問われ、ネトフリ版よりも暗い物語になることを言及している。

”私たちがずっと話していたのは、このドラマが成功を収めた理由が、非常に限られた特定の層にアピールしていたことです。ドラマは非常に暗く、不穏なトーンを持つ数少ないスーパーヒーロードラマのひとつなんです。ヴィンセント・ドノフリオ(キングピン役)と私は、それを失ってしまうとドラマのアイデンティティを損なうリスクがあると感じていました。今作はアダルトな視聴者に向けた作品であり、単純化しないことを強く求めました過去の作品よりもさらにダークなものになっていると思います”

Netflix版『デアデビル』は、スーパーヒーロードラマでありながら不穏でダークなトーンが終始漂い、それがファンを引きつけた大きな要因となった。また、デアデビルとキングピンの因縁を主軸とした充実したストーリーも評価が高かった。

チャーリー・コックスによれば、『ボーン・アゲイン』ではNetflix版の良いところをそのまま継承することを意識しているとのことだ。過去には制作がマーベル・スタジオに移り、配信もDisney+ (ディズニープラス)になるため、マイルドな演出になるのではないか、Netflix版が無かったことになるのではないかとファンの間では危惧されていた。

しかし、過去のドラマでの出来事はMCUシリーズの正史として改めて位置づけられ、また、ハリウッドの脚本家組合や俳優組合のストライキの影響から、撮影済みの内容が大きく変更され、Netflix版とのつながりをより強く意識したものになっていると報じられている。

振り返るとデアデビルは『ボーン・アゲイン』に先駆けてMCU作品に登場しており、デアデビルは『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『シー・ハルク:ザ・アトーニー』『エコー』などで姿を見せている。

ただ『シー・ハルク』でデアデビルが少し明るくギャグテイストで描かれたことで、一部のファンから反感を買った経緯もあった。こういったことが『ボーン・アゲイン』をNetflix版のトーンを忠実に反映する方向に舵を切ったと推測されている。

多くのファンの期待が集まる『デアデビル:ボーン・アゲイン』は、2025年3月4日よりDisney+ (ディズニープラス)で配信開始予定だ。

ゆとぴ

ゆとぴ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

@frc_watashi_ame

ゆとぴのトイハコ

@frc_hero