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MCUシリーズの「インフィニティ・サーガ」において公開されたクロスオーバー作品『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、過去作品に登場してきたキャラクターが多数再登場し、ファンを驚かせるサプライズも多く盛り込まれていた。
そのひとつがレッドスカルの再登場である。ソウルストーンが眠る惑星ヴォーミアにて、ストーンを監視する存在として姿を現し、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』でスペース・ストーンによって行方不明となっていた彼の生存が明かされた瞬間だった。
このレッドスカルを演じたのは、オリジナルで演じていたヒューゴ・ウィーヴィングではなく、ものまね芸人としても知られるロス・マーカンドだった。
マーカンドは、最近開催された「Awesome Con 2025」に登壇し、当時の撮影時の驚きについて語っている。
撮影現場に着くとヒゲを剃られ、モーションキャプチャー用のドットを顔に付けられて、なにも知らないまま現場に立たされたんです。周りを見渡すと150人が待っていて、「これは普通のナレーション仕事じゃない。一体なにが起こっているんだ?」と思いましたよ。
その時、メイクアップアーティストが身を乗り出してきて、「なんの仕事かわかっています?これは新しいアベンジャーズ映画なんだ」って言われて、『なんてことだ!』って感じでした。気を失いそうになったよ”
マーベル・スタジオが秘密主義であることはよく知られているが、今回のエピソードからも、主要キャスト以外の俳優にすら出演作品を事前に明かさないケースがあることがうかがえる。
また、主要キャストでさえ脚本全体を把握していたのはごく少数とされ、作品全体の構成を理解したまま撮影に臨んでいた俳優は非常に限られていたのだろう。
現在は新たなクロスオーバー作品『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の撮影が進行中だが、ロス・マーカンドのように、何も知らされないまま現場に立つ俳優も今後も少なくないかもしれない。
改めてマーベルの徹底した情報管理体制を感じさせるエピソードとなった。

まるでドッキリみたいですね

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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