『アロー』スティーヴン・アメル、撮影中に精神状態を明かす ー 「短気だった」

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DCコミックスを原作としたドラマシリーズとして根強い人気を誇るのが、通称「アローバース」だ。

この名前の元となったシリーズ第1作のドラマ『アロー』は、シーズン8まで放送された長寿シリーズであり、主演のスティーヴン・アメルにとっても代表作といえる作品となっている。

最近、海外メディアのインタビューに答えたスティーヴン・アメルは、撮影初期のころの精神状態について「短気だった」と明かしている。

”『アロー』の最初の2、3年はすごく緊張していて、必死に撮影していました。撮影期間はとても長く、シーズン1の第5話まで撮影した時点では、これまでの人生でのどんな作品よりもこのドラマに取り組んでいました。(中略)決してモンスターになっていたわけではなく、失礼なことも一度もしていませんが、短気ではありました。そしてその経験を通じて学びました”

またスティーヴンは、SNSなどでファンと積極的に交流することでも有名で、リアルイベントにも頻繁に顔を出す俳優だ。その際、ドラマに対して批判的な意見を述べる人物に出会うこともあったようだが、そういった人々への対処法も学んだと話している。

”特に『アロー』に関しては以前は非常に批判的な人が多かったんだ。私はそういう人を見つけて、どんどん取り締まっていこうと思った。(中略)SNSはゼロサムゲームで誰も得しない。勝ち目はないんだ。苦しい経験から学んだ”

スティーヴン・アメルにとって『アロー』は特別な作品であり、過去にドラマ『ピースメイカー』でアローバースが揶揄された際には苦言を呈するコメントを残したこともあった。

アローバースは『スーパーマン&ロイス』の終了によって完全に幕を下ろしたが、その人気はいまだ衰えていない。しかし、DCスタジオは今後制作されるドラマも基本的にDCUシリーズに属する作品として計画しており、アローバースが復活する可能性は低いと考えられている。万が一復活した場合でも、DCU世界とはマルチバースの関係になるだろう。

DCUで新たなアローが登場する可能性も含め、今後のDCドラマ作品の動向に注目しておこう。

ゆとぴ

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