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MCUシリーズとして現在劇場とDisney+ (ディズニープラス)での配信によって展開されているスカーレット・ヨハンソン主演の『ブラックウィドウ』。
マーベル・スタジオの親会社であるディズニー社は劇場公開とネット配信という賛否両論のある方法を取るとっているが、先日スカーレット・ヨハンソンは自身が受け取る予定だったはずの報酬が大きく損なわれたということでディズニー社を契約違反として提訴していた。
出演している俳優も不服に感じている中で、マーベル・スタジオ代表自身も今回の配信には快く思っていなかったと報じられている。
マーベルとディズニーにも意見の違いが?
海外メディアのハリウッド・レポーター元記者であるマシュー・ベローニ氏は、『ブラックウィドウ』のDisney+ (ディズニープラス)配信リリースについてマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏は反対の立場だったと話している。
・Marvel Studios Boss Kevin Feige Reportedly Furious at Disney Over Black Widow Release
今回のケヴィン・ファイギ氏の考えが事実だとしたら、マーベル・スタジオとディズニー社の間ではいくばくかの食い違いが存在しているようだ。彼自身も以前からMCU映画の劇場公開のみにこだわっており、配信はありえないともコメントしていた。
結果的には同時リリースになったことで、マーベル・スタジオは親会社、強いて言うならば株主には逆らえないのだ。
もちろんディズニー社としても収益を上げることが最重要課題のため、このような対応を取ったのは理解できる部分もある。
一方でスカーレット・ヨハンソンの弁護士は「コロナ禍を隠れ蓑にしている」と主張しているため、劇場公開からDisney+ (ディズニープラス)への移行をこの機会に推し進めているとの内容を暗に示しているのだ。
ファンとしてはもちろん劇場の大スクリーンで新作を楽しみたい思いは強く、映画文化としても劇場公開とネット配信の同時リリースには大きなリスクもある。
果たしてコロナ禍以降、ディズニー社は自社の映画をどのようにリリースしていくつもりなのか?今後の動きには映画ファンとしても十分に注視しておく必要があるだろう。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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