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2020年末にようやく公開されることとなったDCコミックス映画『ワンダーウーマン1984』。
慈愛の戦士であるワンダーウーマンの活躍を描いた2作目となっており、多くの人たちがワンダーウーマンがどういったヒーローなのかが理解され始めた頃だろう。
そんな彼女が初登場したのは2016年公開の『バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生』。映画の中では『ワンダーウーマン』での戦いの合間に撮られたスティーブ・トレバーと映るダイアナの写真が登場してくるが、どうやら当初はその写真はかなり違うものだったらしいのだ。
より戦士らしさを表現
『バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生』を製作したザック・スナイダー監督は自身のツイッターにて、かつて映画のなかで使用されるはずだったワンダーウーマンの写真を共有した。
Wonder Woman 1854 – This amazing image shot by Stephen Berkman of an else-world, war weary Diana, who had chased Aries across the battlefields of the world and had yet to meet Steve, who would help her restore her faith in mankind and love itself. pic.twitter.com/eofkAMg9as
— Zack Snyder (@ZackSnyder) January 5, 2021
写真には複数の男の戦士たちと並ぶダイアナの姿が映し出されている。格好はいつものワンダーウーマンの姿にマントを羽織り、長い槍を持っている。そして左腕にはなんと敵と思われる人物の生首を2つ携えているという衝撃的な写真となっている。
1作目の『ワンダーウーマン』に登場したスティーブ・トレバーをはじめとした仲間の姿もこの写真には写っていない。
時代は1850年代に起こったクリミア戦争時のものとされ、世界で初めて写真によって記録された武力紛争でもあるとのことだ。
当初はワンダーウーマンをより戦士として際立たせるためにこの写真を製作しており、映画『ワンダーウーマン』の計画もまだ詳細には決まっていなかった。
後に計画が変更されたことでスティーブ・トレバーなどが並ぶ写真に差し替えられた。
もし写真をそのまま使用していたら、スティーブ・トレバーとともにセミッシラを離れるダイアナの姿も描かれることなく、何らかの理由によって人間界に来たという別の設定を描きなおさなければならなかっただろう。
加えてワンダーウーマンの慈愛の戦士というイメージも、生首を持っていたらなかなか定着もしなかったでしょう。
ザック・スナイダー監督は現在『ジャスティスリーグ:スナイダーカット』の製作を行っており、HBO Maxでの配信に向けて着々と準備が進められている。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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