• Xアカウント
  • Youtubeアカウント
  • LINEオープンチャット

『ワンダーマン』事故で犠牲になった人物を追悼 ー 撮影現場での悲劇

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。

Disney+ (ディズニープラス)のMCUドラマ作品は、近年の作品の質や方向性などで話題になることが多いが、2024年には制作現場の痛ましいニュースが影を落としていた。

『ワンダーマン』の第1話に添えられた追悼のテロップも、そのひとつ。画面に表示されたのは「Juan “Spike” Osorio(フアン“スパイク”オソリオ)」という名前で、作中のキャラクターではない。彼は本作の制作に関わったスタッフであり、撮影現場での事故で亡くなった人物である。

フアン“スパイク”オソリオ氏は、照明部門の技術者として現場を支える立場にあった。報道ではリガーとしての肩書きも伝えられており、照明機材やケーブルなど、危険と隣り合わせの作業に携わっていたことがうかがえる。作品のクレジットに名前が残るような“表に出ない仕事”だが、映像制作では欠かせない存在である。

事故が起きたのは2024年2月6日。場所は米カリフォルニア州スタジオ・シティのRadford Studio Centerで、『ワンダーマン』のセットが組まれていたステージ内だったとされる。

状況としては、照明用のケーブルなどを扱う作業中に、キャットウォーク(高所の通路)の一部が崩落し、オソリオ氏が転落した。調査概要では、床板を支える部材が不適切な取り付け状態で、経年や環境、長年の負荷などで弱っていた可能性が示されている。救急対応後まもなく死亡が確認された。撮影が実際に回っている最中ではなく、セットの設営中に起きた事故だという。

当局による調査と行政処分がディズニーとスタジオ側に行われ、罰金を科されたことも報じられている。事故後に各スタジオでキャットウォークの点検や改修が進んだという。

作品がハリウッドを描くメタな内容であるゆえに、その裏で命がけの仕事が存在することもこのドラマにおいては重要なものとなっている。このドラマを成立させた人への敬意と、忘れてはいけない現実が同時に刻まれているのだ。

『ワンダーマン』はDisney+ (ディズニープラス)で2026年1月28日より配信中だ。

ゆとぴ

ゆとぴ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

@frc_watashi_ame

ゆとぴのトイハコ

@frc_hero