『スーパーマン』カットされた”あのキャラ”の凶暴的なシーンとは?

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※この記事には『スーパーマン』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

DCUシリーズの映画として公開された『スーパーマン』は、多くのファンから支持され、世界的な大ヒットを記録。シリーズの本格的なスタートとして成功を収めたと評されている。

本作は公開前から様々な調整が行われていたことが明らかになっており、VFXアーティストとして参加したマシュー・エバール氏は、スーパーマンの犬クリプトに関するあるシーンについて語っている

”元々はクリプトがスーパーマンを引きずっているときに、数体のイエティの死骸がころがっているところを通り、スーパーマンは「クリプト、雪男たちを殺すのはもうやめろ」というシーンでした。これは編集室でカットされ、僕もその場にいました”

イエティはいわゆる未確認生命体の雪男だが、DCU世界では実在する存在として描かれているようで、クリプトが遊び感覚で彼らを殺していたことを示唆するシーンだったという。

この場面は、クリプトの良くも悪くも無邪気な性格を描く意図があったと見られるが、劇中ではリスさえも助けるスーパーマンのペットとしては、やや不適切な表現と受け取られかねなかっただろう。

カットの理由は明かされていないが、ブラックジョークとしての描写が作品のトーンに合わなかったと考えられる。

劇中のクリプトは、スーパーマンを支える存在でありながら、どこか抜けた面もある犬として描かれていた。物語の終盤では、実はスーパーマンではなくスーパーガールが本来の飼い主であり、スーパーマンはあくまで預かっていたに過ぎないことも明かされている。

実写作品でクリプトの活躍が見られる『スーパーマン』は、2025年7月11日より劇場公開中である。

結構な凶暴っぷり

ゆとぴ

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