フィンのセリフ「僕はジェダイだ!」がカットされていた ー ジョン・ボイエガが明かす

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『スター・ウォーズ』続三部作の最終作『スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』では、レイ、ポー・ダメロン、フィンの三人が活躍するシーンが描かれ、『フォースの覚醒』から続くキャラクターたちの絆が強調されていた。

劇中では、砂漠の惑星パサーナでファースト・オーダーの追手から逃れるシーンがあり、その途中で流砂に呑み込まれてしまう展開がある。

最期を覚悟したフィンは、レイに伝えたいことがあると口にするが、後に無事生還した後でレイからその内容を尋ねられても、「あとで話す」とはぐらかしていた。

映画の中ではこの真相は明かされなかったが、最近シカゴ・コミック&エンターテインメント・エキスポに出席したフィン役のジョン・ボイエガが、そのセリフの正体について語っている。

”落ちる前にレイに伝えようとしたんだよ、「俺はジェダイだ!」って叫ぶだけのテイクがいくつかあった。彼らが流砂の中に落ちていく時に言いたかったんだ”

ファンの間では、フィンがレイに愛の告白をしようとしていたのではないかと推測されていたため、この答えは意外なものだった。

なぜこのセリフがカットされたのか、また、なぜフィンが自らをジェダイと名乗る設定が用意されていたのかについては明かされていないが、興味深い点ではある。

続三部作におけるフィンは、ファースト・オーダーから脱走し、ライトセイバーを振るうアクションも描かれていた。フォースを自在に操れる描写はなかったが、将来的にジェダイの戦士になる可能性を示唆するものと受け止められる場面もあった。

最終的にはその展開は実現しなかったが、今回のセリフは当初の構想をにおわせるものであった可能性がある。

『スター・ウォーズ』シリーズの新作映画では、『スカイウォーカーの夜明け』後の時代を舞台にする作品が予定されており、レイが再登場することも報じられている。一方で、フィンの行方については現時点で明らかにされておらず、数年後の彼がどのような姿になっているのか、今後の動向が注目される。

ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

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