『デアデビル:ボーン・アゲイン』作り直しは”ストライキ”が功を奏した ー 主演俳優が明かす

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マーベル・スタジオ製作の新作ドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン』の配信が迫り、注目度がますます高まっている。

本作はNetflixの『デアデビル』の正統続編であり、解禁された予告編でも変わらぬ世界観やアクション表現に期待の声が寄せられている。

しかし、『デアデビル:ボーン・アゲイン』は撮影当初、一時的にプロジェクトがストップし、すべてを白紙に戻して再スタートするという経緯をたどっている。撮影済みの映像もお蔵入りとなり、脚本も全面的に書き直されたと報じられている。

この当時の状況について、主演のチャーリー・コックス海外メディアのインタビューで振り返り、ハリウッドの脚本家組合と俳優組合のストライキが結果的に良い方向へ働いたと明かした。

”脚本家のストライキが起こり、その後俳優のストライキが発生し、プロデューサーたちは自分たちが進めているエピソードを振り返りうまくいっていないと判断する機会を得たんだ

その後、新たな製作総指揮としてドラマ『パニッシャー』のダリオ・スカルダパネ氏が起用され、大幅な見直しが行われた。3つのエピソードが撮り直され、過去に撮影した映像の中から使えるものを選別して製作し直されたという。

また、ダリオ・スカルダパネ氏は別のインタビューで、フォギー・ネルソンとカレン・ペイジの再登場について、自身のキャリアをかけて上層部と交渉していたことを明かしている。

同じインタビューに応じたキングピン役のヴィンセント・ドノフリオも、撮り直し前の状況について「満足していなかった」と語っている。

私たちは満足していないと伝えたんだ。上層部、特に(マーベル・スタジオ代表の)ケヴィン・ファイギは私たちの意見に耳を傾けてくれました”

その結果、現在の『ボーン・アゲイン』はNetflix版と同じトーンに仕上がっているとコメントしている。

当初、『デアデビル:ボーン・アゲイン』は実質的なリブート作品とされ、デアデビルやキングピン以外のキャラクターはほとんど戻らないと考えられていた。しかし、それがファンに受け入れられないと制作陣や俳優たちも感じていたようで、ストライキによる空白期間が大きな決断を下す契機となったようだ。

仕切り直された『デアデビル:ボーン・アゲイン』が、Netflix版の良さをどのように引き継いでいるのかにも注目したい。ドラマは2025年3月5日よりDisney+ (ディズニープラス)で配信開始予定だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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