『アイアンハート』プロデュサー、悪意ある批判やレビューへ言及 ー 「僕たちの問題じゃない」

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マーベル・スタジオのドラマ『アイアンハート』では、黒人女性であるリリ・ウィリアムズを主人公に、自身が作り出したアイアンスーツを装着し、魔術を操るフッドとの対決が描かれている。

一方で本作は、配信前からマイノリティに属するキャラクターが主人公であることを理由に、悪意ある批判やいわゆる“レビュー爆撃”のような行為に晒されていた。

この件について、本作のプロデューサーであり『ブラックパンサー』シリーズの監督でもあるライアン・クーグラー氏は、ポッドキャスト番組『The New Blerd Order』にて、ある程度想定していたことであると明かしている。

”(反発が来ることやそれに対する準備をしていたかについて)すべてにイエスですね。自分たちの居場所ではないと見なされてきた場所で、新たな道を切り開こうとする時、こういうことは起こるんです。エンタメ業界でだけの問題ではありません。どの業界でもあります。(中略)このドラマは四六時中ネットでなにかの意見を言っているような人のためのものではありません。これは日々の生活に忙しい人たちのためのドラマです。”

クーグラー氏は、『アイアンハート』に対する批判はある程度予測しており、それに対する準備もしていたと語っている。ただし、そうした批判的な意見を言う人々を相手にするつもりはなく、そのような声にドラマの方向性が影響を受けることはないという姿勢を示している。

また、若い黒人女性が主人公となるドラマに否定的な意見を持つ人々に対しても、「自分たちが対処すべき問題ではない」と述べている。

”もしオープンな気持ちでドラマに向き合ってくれるなら、彼らにとって多くの発見があると思います。でも最初から閉ざした心で観に来る人は、、、それは僕たちの問題じゃない”

ライアン・クーグラー氏は現在、アニメ『アイズ・オブ・ワカンダ』の配信を控えており、新作映画『ブラックパンサー3』の制作にも取り組んでいる。今後も黒人文化に根ざしたヒーロー像を描く作品がMCUシリーズで展開されることが予想され、アイアンハートのリリ・ウィリアムズの活躍を含め、どのような物語が描かれていくのか注目しておきたい。

ドラマ『アイアンハート』はDisney+(ディズニープラス)で配信中である。

観る前から批判するのはあかん

ゆとぴ

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