『WHAT IF?』シーズン3で描かれたスパイダーマン&ゴーストライダーの変異体の姿が明らかに

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MCUシリーズのマルチバース・サーガのアニメ作品として配信された『WHAT IF…?』は、3シーズンにわたって「もしもの世界」を描くことで話題となった。マルチバースの設定を最大限に活かし、各エピソードごとに異なるヒーローやヴィランの活躍が描かれたが、特にシーズン3では、無数に存在するマルチバースのスパイダーマンとゴーストライダーなどの存在が示唆されていた。

今回、アーティストによってそのビジュアルが明らかになり、大きな注目を集めている。

一つ目は6本の腕を持つスパイダーマンだ。両脚を含めるとまるで8本足のクモのような姿になっており、これまでのスパイダーマンとは一線を画す異形の存在となっている。

スーツのデザインは、コミックでも描かれていたものに近いが、MCU版のスーツの要素も含まれているように見える。この6本腕のスパイダーマンがどのアースに属し、どのようなバックグラウンドを持つのかは不明だが、今後の作品で彼の活躍が描かれることにも期待したい。

ちなみに、6本腕のスパイダーマンといえば、マーベルコミックには似たキャラクターとして「ドッペルゲンガー」というが存在する。

もう一つ公開されたのは、サムライゴーストライダーだ。

このゴーストライダーは、戦国武将のような甲冑をまといながらも、胸のデザインはゴーストライダーのライダースーツに近いものとなっている。燃え盛る髑髏の頭には兜をかぶり、炎を纏った馬に騎乗するという、まさに日本の歴史とマーベルが融合したデザインとなっている。イラストレーターによると、元々は鬼のお面をかぶった姿も想定されていたとのことで、まさに日本の伝統的なモチーフを生かしたキャラクターとなっている。

このサムライゴーストライダーの具体的な背景設定はまだ明らかになっていないが、おそらく戦国時代のサムライが悪魔と契約したことで誕生した、日本独自のゴーストライダーである可能性が高いだろう。日本人のファンにとってはまさに夢のコラボレーションとも言える存在だ。

『WHAT IF…?』では、こういった「もしも」の世界のヒーローやヴィランたちが数多く登場し、ファンを楽しませてきた。しかし、シリーズはシーズン3で完結することが発表されており、新たなエピソードが制作される予定はいま現在はない。それでも、今後映画などの作品で、これらのキャラクターが登場する可能性もゼロではないため、さらなる展開に期待したいところだ。

『WHAT IF…?』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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