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MCUシリーズのマルチバース・サーガのアニメ作品として配信された『WHAT IF…?』は、3シーズンにわたって「もしもの世界」を描くことで話題となった。マルチバースの設定を最大限に活かし、各エピソードごとに異なるヒーローやヴィランの活躍が描かれたが、特にシーズン3では、無数に存在するマルチバースのスパイダーマンとゴーストライダーなどの存在が示唆されていた。
今回、アーティストによってそのビジュアルが明らかになり、大きな注目を集めている。
Can now finally post this. One the final pieces I did for What if…? Season 3. Six Arm Spidey for the end montage scene! I was so excited when I got this assignment. Will be posting some more What if Art here soon. 🙂 pic.twitter.com/WAEFrXV2Ib
— Joey Vazquez aka SpiderFreak (@JoeyVazquezart) January 28, 2025
一つ目は6本の腕を持つスパイダーマンだ。両脚を含めるとまるで8本足のクモのような姿になっており、これまでのスパイダーマンとは一線を画す異形の存在となっている。
スーツのデザインは、コミックでも描かれていたものに近いが、MCU版のスーツの要素も含まれているように見える。この6本腕のスパイダーマンがどのアースに属し、どのようなバックグラウンドを持つのかは不明だが、今後の作品で彼の活躍が描かれることにも期待したい。
ちなみに、6本腕のスパイダーマンといえば、マーベルコミックには似たキャラクターとして「ドッペルゲンガー」というが存在する。
もう一つ公開されたのは、サムライゴーストライダーだ。
This was by far one of my favorite things I got to do on the show and was the last piece I did for What if Season 3. Samurai Ghost Rider. Loved painting the flames. Originally I wanted to do an Oni Mask, but that was shot down. Still I'm happy with how it came out. 🙂 pic.twitter.com/R3Zv40HbtZ
— Joey Vazquez aka SpiderFreak (@JoeyVazquezart) January 28, 2025
このゴーストライダーは、戦国武将のような甲冑をまといながらも、胸のデザインはゴーストライダーのライダースーツに近いものとなっている。燃え盛る髑髏の頭には兜をかぶり、炎を纏った馬に騎乗するという、まさに日本の歴史とマーベルが融合したデザインとなっている。イラストレーターによると、元々は鬼のお面をかぶった姿も想定されていたとのことで、まさに日本の伝統的なモチーフを生かしたキャラクターとなっている。
このサムライゴーストライダーの具体的な背景設定はまだ明らかになっていないが、おそらく戦国時代のサムライが悪魔と契約したことで誕生した、日本独自のゴーストライダーである可能性が高いだろう。日本人のファンにとってはまさに夢のコラボレーションとも言える存在だ。
『WHAT IF…?』では、こういった「もしも」の世界のヒーローやヴィランたちが数多く登場し、ファンを楽しませてきた。しかし、シリーズはシーズン3で完結することが発表されており、新たなエピソードが制作される予定はいま現在はない。それでも、今後映画などの作品で、これらのキャラクターが登場する可能性もゼロではないため、さらなる展開に期待したいところだ。
『WHAT IF…?』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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