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MCUシリーズのマルチバース・サーガを描くアニメ『WHAT IF…?』は、2024年でシーズン3を迎え、現状ではこれが最終シーズンになるとアナウンスされている。
このアニメでは、MCU作品のキャラクターたちが「もしも」の世界でどのような物語を展開するかが描かれているが、シーズン3ではついに『X-MEN』のミュータントであるストームが登場する。ストームはソーのムジョルニアを手にした雷の女神として、パワーアップした姿で描かれている。
マーベル・スタジオは『X-MEN』の権利を完全に管理できるようになっており、企画次第ではヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンを『WHAT IF…?』に登場させることも可能だった。しかし、それが実現しなかった理由について、ブライアン・アンドリュース監督は海外メディアのインタビューで、シーズン3製作時には権利の状況が不明だったためだと明らかにした。
ストームについては、アニメ『X-MEN ’97』が配信されていたこともあり、アニメ版のキャラクターを使用することが可能だったと監督は述べている。一方で、実写版『X-MEN』シリーズがマーベル・スタジオに戻ったことで、今ではヒュー・ジャックマンが出演する映画『デッドプール&ウルヴァリン』のようなプロジェクトが実現可能となり、ウルヴァリンも『WHAT IF…?』に登場できる状況になったと言える。
『WHAT IF…?』はシーズン3で最終シーズンとされているが、今回のシーズンが好評だった場合、新シリーズが継続される可能性もある。その場合、ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンがアニメに登場する展開も期待できるだろう。
一方で、マルチバース・サーガ終了後にアニメをどのように続けるかについては不透明な部分も多い。今後の展開に注目したい。
『WHAT IF…?』はDisney+(ディズニープラス)で配信中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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