本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。
MCUシリーズのマルチバース・サーガ以降は映画と配信ドラマの関連性が強くなり、ファンの間では物語の連携についての温度差が話題になっている。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』でのワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチの描写もそのひとつで、一部では「映画の脚本家がドラマ『ワンダヴィジョン』を観ていなかったのでは」という指摘されてきた。これに対して、脚本のマイケル・ウォルドロン氏がRedditのQ&Aにて「観ていた」と明確に答えた。
こうした指摘があったのは、ワンダの“闇堕ち”が唐突だったというものがある。またワンダを演じたエリザベス・オルセン自身もそういった趣旨の発言をしていた。
MCU映画では撮影と並走する形で脚本の書き直しが進むことが常で、時期によってキャストのコメントと内容がが食い違っていた可能性もあるだろう。
いずれにしてもウォルドロン氏は、『ワンダヴィジョン』を未視聴のまま書いたではなく、ドラマと関連しながらワンダとドクター・ストレンジの表現の軸を意識していたことがわかった。
もちろん観客が感じた違和感が消えるわけではないが、少なくとも脚本側の意図の事実は異なっていたようだ。
MCU全体を見ると、映画とドラマの距離が近づくほど、制作スケジュールや書き直しの影響は避けづらい。特にマルチバース・サーガ初期の作品である2作は、まだ感覚が掴めないままに制作が進んでしまったことがうかがえる。
現在はこういった映画とドラマの強い連携は薄まっているが、クロスオーバーを前提とした作品ながら、やはり作品間の連携や今後も強くしてもらいたいところだ。

個人的にはそこまで違和感はなかったんよなぁ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
【広告】
【広告】




























