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米国にてついに公開を迎えたソニー・ピクチャーズのマーベル映画最新作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』。
人気のあるダークヒーローのヴェノムとエディ・ブロックの奇妙な寄生関係を描いた今作では、コミックでも最凶の宿敵として登場するカーネイジとの戦いを描いている。
そんな『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』ではあるが当初は2020年10月に公開を予定していたのだが、新型コロナウイルスの影響によって都合1年の延期をすることとなってしまっている。
ただこの公開延期は悪い側面だけではなく、監督のアンディ・サーキスにとっては都合が良かったようだ。
公開延期しなければ微妙なものになってた?
海外メディアのインタビューに答えた『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のアンディ・サーキス監督は、今作の公開延期に触れ、結果的に製作に多くの時間を割くことができたとコメントをした。
映画公開の1週間前というギリギリのなかでも視覚効果に関する編集を行っていたことを明かしたアンディ・サーキス監督。それだけ作品への強いこだわりがあったことがうかがえる。
公開が延期されたことで結果的には多くのブラッシュアップ期間が与えらえることになったことで、今作は十分に納得のいく映像に仕上がっているとのことだ。
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は2020年初頭にはすでに撮影を終了しており、コロナ禍でなかったら約10カ月以内にすべての編集作業を完了させるという過密な製作スケジュールとなっていたのだ。
コロナ禍で映画の公開延期に辟易していたファンも多いだろうが、決して悪い面だけではなかったということも頭に入れながら映画を楽しんでみるのもいいかもしれない。
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は2021年12月3日より日本公開予定だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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