トム・ハーディ、ヴェノム×スパイダーマン映画制作のコメントを訂正 ー 「話を盛る傾向がある」

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ソニー・ピクチャーズが展開する「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)」の『ヴェノム』シリーズで主演を務めてきたトム・ハーディ。彼が最近のインタビューで「ヴェノムとスパイダーマンのクロスオーバーが一歩手前まで近づいていた」と語ったことがきっかけで、ファンの間ではその実現が叶わなかったことを惜しむ声が高まっていた。

しかし、新たなインタビューの中で、ハーディは以前の発言を一部訂正している。

みんな話を盛りがちなんだ。私は「スパイダーマンの仕事がしたかった」と言ったけど、結局それは実現しなかった。それが事実さ。そして今は『ヴェノム』の仕事からも離れている。残念なことだよ。子どもたちもヴェノムとスパイダーマンの共演映画を観たがっていたし、もちろん私だって観たかった。”

ハーディ自身が「一歩手前」と語った真意については明確ではないが、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のポストクレジットシーンを指している可能性が高いとみられている。そこではテレビ映像越しにスパイダーマンが登場し、ヴェノムと同じ画面に映るという形で、わずかながら接点が描かれていた。

そのシーンこそが、ハーディが言う「一歩手前」だったのではないかと推測される。つまり、実際に制作陣の間でクロスオーバー映画の具体的な企画が進んでいたという意味ではなかったようだ。

多くのファンは、そのシーンを観て「次のスパイダーマン映画では共演が実現するのでは?」と期待したが、続く『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、ヴェノムとエディ・ブロックはポストクレジットシーンにのみ登場。メキシコのバーでMCU世界の出来事についてバーテンダーから話を聞くだけの登場にとどまり、結局スパイダーマンと顔を合わせることなく元の世界へと戻されてしまった。

なお、シリーズ最新作『ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス』では、このMCU世界から戻された直後の様子が描かれるとされているが、一部の設定には後付け的な変更も加えられている。

現時点で、ヴェノムとスパイダーマンの共演は実現しておらず、今後数年のうちにその機会が訪れる可能性も高くはないとみられている。ただし、現在制作中の『スパイダーマン:ブレンド・ニュー・デイ』への登場がウワサされていることもあり、今後の展開には引き続き注目しておきたい。

果たして、スクリーンでこの2大キャラクターが相まみえる日は来るのか?続報を待とう。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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