本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。
12月5日(金)~7日(日)の3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催のポップ・カルチャーイベント「東京コミックコンベンション 2025」(以下、「東京コミコン 2025」)が本日ついに最終日を迎えた!

(立ち位置/左から)中丸雄一、LiLiCo、伊織もえ、浅野忠信、セバスチャン・スタン、クリスティーナ・リッチ、 ジョン・バーンサル、ショーン・パトリック・フラナリー、ノーマン・リーダス、クローディア・ウェルズ、トム・ウ ィルソン、リー・トンプソン、クリストファー・ロイド、ピルウ・アスベック、マッツ・ミケルセン、ダニエル・ロー ガン、ジャック・クエイド、イライジャ・ウッド、ニコラス・ホルト、イヴァナ・リンチ、ジム・リー、C.B.セブルス キー、山本耕史、関根ささら、杉山すぴ豊、NMB48(敬称略)
セレブ・ステージ(イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、クリストファー・ロイド、リー・トン プソン、トム・ウィルソン、クローディア・ウェルズ)

本日、最初に登場したのは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで、主人公フロド・バギンズ役を演じたイライジャ・ウッド氏と、彼のもっとも信頼のおける旅の仲間サム(サムワイズ・ギャムジー)を演じたショーン・アスティ ン氏の盟友コンビだ。
ステージには長年ウッド氏の日本語版吹き替え声優を務め、さらに『グーニーズ』でアスティン氏の声優も務めた浪川大輔氏も登壇した。浪川氏の正体を知るとふたりは「ワーーオ!」(ウッド氏)、「マイバディ!」(アスティン氏)と大喜び。固い握手やハグを交わしていた。

ウッド氏は過去に東京コミコンで来日した際、皇居周辺でジョギングをし思い出に触れ、「参加したレースで一緒にゴールラインにたどり着いた日本人と一緒にセルフィーを撮りました」と回想。
続けて「今回のコミコンで私との撮影に参加してくれたファンがその人で、“あの時 の写真だよ”って見せてくれたんです。驚きました」と語り、数年越しの再会を嬉しそうに明かした。

また、アスティン氏は今年から全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)の新会長に任命されたことについて「俳優たちには、守られる権利があります。身体の安全だけでなく、心身や経済面の安全も大切です。だからできる限り、私の力で彼らを守り、安全を担保したいと思っています」と責任感と信念に満ちたスピーチを行い、会場は拍手に包まれた。

続いて、今年公開40周年を迎えた大人気映画シリーズ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』より、クリストファー・ロイド氏、リー・トンプソン氏、トム・ウィルソン氏、クローディア・ウェルズ氏が登壇。ちょうど 40年前の12月7日は日本公開日ということもあり、今もなお多くのファンに愛される本作の記念すべき日を日本のファンと一緒に祝った。
ステージ序盤には、アンバサダーの山本耕史氏が主人公マーティの衣装で登場し、劇中でもおなじみの楽曲「The Power of Love」を熱唱。会場を一気に盛り上げると、日本語吹き替え版でマーティの声を務めた三ツ矢雄二氏が「ママ」「ビフ」「愛するジェニファー」「ドク」とキャラクター名で4名のゲストを呼び込んだ。

登壇した4名は、それぞれが考える “『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が日本で愛され続ける理由”を分析。トンプソン氏は「普遍的で感情移入できる物語」、ウィルソン氏は「日本でも人気のSF文化と、愛情・友情ドラマの融合」、ロイド氏は 「自由自在に時間を飛び回ることへのロマン」を挙げた。
一方ウェルズ氏は「日本人は穏やかで静かな視点を 持ち、“超完璧”を愛し、求めていると思います。それは映画に関しても同じなので、日本人に『バック・トゥ・ザ・フ ューチャー』が愛されるのは、本作が完璧だからです。この映画には一切の間違いがありません」と胸を張ってコメント。さらに「日本の皆さんはそんな完璧主義を誇り、世界の人々にもっと“日本人はこうなんだ”って教えてあげてください。尊敬しています」と、日本人の国民性を熱く称えていた。
東京コミコンにフォースあれ!スター・ウォーズ・ギャザリングステージ(ダニエル・ローガン、浪川大輔)

コスプレイヤーとセレブが夢の共演を果たす、日本のコミコンならではの“ギャザリング・ステージ”。 今回は、スター・ウォーズ愛にあふれるコスプレイヤーたちを祝福するため、『スター・ウォーズ』シリーズのボバ・フェット役として知られ、日本のコミコン最多参加数を誇り、さらには東京コミコンのセレブ親善大使も務めるダニエル・ローガン氏、そしてアナキン・スカイウォーカーの声を務める声優・浪川大輔氏が登場した。

「こんにち は東京!大好き JAPAN!」と日本語で元気に挨拶しながら登場したローガン氏。続いて、手をつないで一緒に現れた息 子も「こんにちは東京!」とかわいらしく挨拶し会場を和ませた。
その後、浪川氏と笑顔で握手を交わし、ゲストとして登壇した NMB48メンバーともスター・ウォーズ愛を熱く語り合ったローガン氏は、「日本の一人ひとりの皆さんが大好きです、何年も私をサポートしてくれている日本の一人ひとりの皆さんのおかげで何度も来日できています」 と、深い感謝を示した。

さらに、大勢の『スター・ウォーズ』コスプレイヤーたちと2026年に公開の『スター・ウ ォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の予告編を鑑賞したローガン氏は、「ボバ・フェットがいなければマ ンダロリアンも生まれなかった」と語りつつ、「今後ボバ・フェットがどのような道を進んでいくのかに注目したい」 と、過去に自身が演じた名キャラクターの未来に期待をにじませていた。
セレブ・ステージ(ジョニー・デップ)

3日間に渡り豪華セレブが毎日登壇し、大きな話題を呼んできた「東京コミコン2025」だが、この日、ひと際大きな歓声を浴びて登場したのは、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『チャーリーとチョコレート工場』など、数々のヒット作に出演している大物俳優のジョニー・デップ氏だ。

大勢の観客の前に満を持して登場したデッ プ氏は「皆さんに本当に深く深く深く深く感謝したいです。本当に皆さんとても温かくて親切で寛容で、ずっと力強く サポートし続けてくれました。ありがとうございます」と、あふれる思いを込めて感謝を述べた。

さらに、デップ 氏の出演作で吹き替えを多数務め、『ONE PIECE』のサンジ役としても知られる声優・平田広明氏がゲストとして登場。平田氏は「海賊繋がりということで、知り合いの漫画家がデップ氏のためにデザインしてくれました」と言い、特製の暖簾をプレゼント。デップ氏は嬉しそうな表情を見せ、暖簾の裏に隠れてみせるなど、ユーモアたっぷりのリアクションで会場を沸かせていた。

最後には「こんなにも僕のために人が集まってくれたなんて信じられません。本当 に嬉しいです。もしかしたら僕は入院していて、夢を見ているのかもしれませんね…。君たちは僕のここ(心)にいま す。本当にありがとうございます、大好きです」と述べ、感動的な言葉でステージを締めくくった。
グランドフィナーレ

大興奮と感動の3日間もついにラスト。ファンと一緒に全力でこの3日間を駆け抜けたセレブ、アンバサダーたちが勢ぞろいする “グランドフィナーレ” では、メインMCのLiLiCo 氏と中丸雄一氏、アンバサダーの山本耕史氏PR大使 の伊織もえ氏が登場。3日間の思い出を笑顔で振り返りながら、名残惜しさもにじませていた。以下、登場したセレブのグランドフィナーレでの挨拶全文となる。
ジム・リー「たくさんの交流で今は疲れ果てていますが、来てくれた皆さんの寛容で愛と魂のあふれる出迎えに感動し ました。また近いうちに来たいと思っています」
C・B・セブルスキー「(すべて日本語で)東京、お疲れ様です!マーベルの応援ありがとうございます!『ワンダーマ ン』『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』来年よろしく!」
イライジャ・ウッド「“ありがとう(日本語)!この週末は東京の皆さんに会えて本当に嬉しかったです!ありがとうご ざいました!」
ジャック・クエイド「“ありがとう東京(日本語)”!本当に最高の時間を過ごすことができました!皆さんとっても優 しくて心温かくて、今回の来日が初めてでしたが、これが最後なんて絶対ありません!また来日したいです!ありがと うございました」
イヴァナ・リンチ「実は到着した3日前は『どうしてここに来たんだろう』なんて神経が疲れていた瞬間があったので すが、皆さんが温かく迎えてくれて、本当に栄誉ある体験ができたと思います。ありがとうございました!」
ニコラス・ホルト「“ありがとう、嬉しいです、東京(日本語)”!呼んでくださってありがとうございました。また日 本に来られて嬉しかったです!また来ます!」
ダニエル・ローガン「(すべて日本語で)こんばんは!元気ですか!東京!またね!来年会いましょう!来てくださ い、ありがとう!ありがとう!ありがとうございます!」
浅野忠信「本当に最高だった。本当は東京の皆さんを楽しませなきゃいけないのに、僕が一番楽しんでいたように思う。こんなすばらしいコミコンがあって、本当ハッピーだ!皆さんのおかげだ。ありがとうございます!」
セバスチャン・スタン「ありがとうございました。みんな本当にアメイジングです!たくさんの愛をありがとうござい ました!来年また会いたいです」
クリスティーナ・リッチ「すばらしい体験をさせてもらいました。みんなに会えて本当に楽しかったです!ありがとう ございました!」
ジョン・バーンサル「ご招待ありがとうございました、皆さんに会えて本当に光栄でした!また来たいです」
ショーン・パトリック・フラナリー「1993年に僕に初めてのファンレターをくれた、エリーさんという人が今週末ここ に来てくれて、再会できたんです。本当に感動的なすばらしい体験でした。本当にありがとうございました」
ノーマン・リーダス「日本の皆さん、今回は本当にありがとうございました。そして…“トイレハドコデスカ”」
クローディア・ウェルズ「みなさん全員…“かわいい!ありがとうございます(日本語)”!愛しています、神の祝福が ありますように。本当に魅惑される時間でした!ここで幸せな時間を過ごして、みんなに会えてよかったです!また来 年戻ってきたいです。ありがとう!ありがとう!ありがとう!」
トム・ウィルソン「何度来日しても、みんなの温かいお迎えに感動します。こんな時間を過ごしたんですから、僕らは もうファミリー、親友です!私と私の家族から、みんなとみんなの家族に祝福を!そして我が家に集まっているであろ う小さな子どもたちから、メリー・クリスマス!」
リー・トンプソン「すばらしいおもてなしをありがとうございます、感動しました!ここに来られて本当に光栄でし た!“さようなら(日本語)”」
クリストファー・ロイド「Japan!Great Scott!」
ピルウ・アスベック「(ロイドさんの言葉は)僕が通訳した方がいいですか?(笑)Japan!Great Scott!皆さんあり がとうございました!多くの友人・同僚たちから日本のファンは最高だとい聞いていましたが、本当でしたね」
マッツ・ミケルセン「“こんにちは(日本語)”、先日は僕の誕生日パーティーを開いてくれてありがとうございまし た。日本酒を飲んで20歳年を取った気がしますが、皆さんに会えて30歳若返りました!“ありがとうございます(日本語)”」

さらに、本日12月7日が誕生日だったニコラス・ホルト氏には、サプライズでバースデー企画を実施。ほかのステージ でも会場を盛り上げていた NMB48が中心となり「ハッピー・バースデー」を歌いながらケーキを手渡すと、ホルト氏は少し照れた様子で「本当にありがとうございます。皆さんと一緒にこのように誕生日を喜べるなんて思っていなかったので、びっくりしています。ぜひこのケーキを独り占めして、飛行機で食べたいと思います」と笑顔で喜びを語った。最
後は恒例となりつつあるサイン入りTシャツを詰めたランチャーを、セレブたちがステージから次々に発射し 大盛り上がり。最後は山本氏の「よーお!」の掛け声に合わせて一丁締めが行われ、グランドフィナーレは華やかに締めくくられた。

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。
【広告】
【広告】













