『サンダーボルツ*』ワイアット・ラッセル、◯◯◯のセリフに「言いたくなかったんだ」

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※この記事には『サンダーボルツ*』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

MCUシリーズの映画『サンダーボルツ*』では、ワイアット・ラッセル演じるジョン・ウォーカー/USエージェントが登場しており、ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』以来の再登場となっている。

かつてキャプテン・アメリカに任命されながらも、多くの市民の前で盾を使って人を殺めたことで道を外れたウォーカーは、現在ではヴァルの指揮下で暗躍するエージェントとして活動している。ただし、それでもなお自身をキャプテン・アメリカだと考えている様子が劇中で描かれていた。

劇中には、かつてキャプテン・アメリカが放ったセリフ「左から失礼」をオマージュした演出がある。

ヴァルの管理する巨大施設で焼却炉に閉じ込められたUSエージェントが、ゴースト対策の音波装置の電源を破壊するため、エレーナの左から盾を放って物理的に破壊するシーンだ。

しかしこのセリフについて、ワイアット・ラッセルはエンターテインメント・ウィークリー誌のインタビューで、本来は言いたくなかったものであると明かしている。

”正直、あのセリフは言いたくなかったんだ。ジェイクがADR(アフレコ)で何かセリフを入れる必要があると感じていて、それで追加されたんだ。あれは完全にアフレコで入れたセリフで、意味はまったくない。ただ空白を埋めるためだけのものだったんだ”

このセリフは、ジョン・ウォーカーがキャプテン・アメリカを意識して発したものではなく、単にシーンの間を埋める意図で追加されたものだったという。

そもそもジョンがこのセリフを知っていたかどうかも不明であり、スティーブ・ロジャースと現キャプテン・アメリカであるサム・ウィルソンしか知らないものだった可能性が高い。

ジャック・シュライアー監督による、ファンへのサービス的な演出であった可能性もあり、印象的なシーンとして意図されたものだと推測できる。

本作ではエレーナやボブと並び、ジョン・ウォーカーの過去にも触れられている。ドラマでの出来事が家庭不和の原因となっており、妻との関係が悪化していることが描かれていた。

ニュー・アベンジャーズの一員として登場している時点で、そうした問題が解決されたかどうかは不明だが、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』への登場が確定しているため、今後の活躍に期待したい。

『サンダーボルツ*』は2025年5月2日より劇場公開中だ。

なにか意味のあるセリフならばよかったかもですね

ゆとぴ

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