タスクマスター役女優、『サンダーボルツ*』早期の退場に言及 ー 「登場人物が多すぎた」

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マーベル・スタジオの最新作『サンダーボルツ*』では、タスクマスターのあまりに早い退場が公開直後から大きな話題になり、一部では大きな批判も招いていた。

そのタスクマスターを演じたオルガ・キュリレンコが、Deadlineとのインタビューの中でこの展開の真相と今後のMCU復帰の可能性について語った。

実は脚本初期稿では、アントニア・ドレイコフとしてのタスクマスターには、もっと大きな役割が用意されていたという。脚本家エリック・ピアソン氏の説明によれば、当初の物語ではゴーストと絆を深めながら物語の終盤まで生き残る予定で、記憶障害をめぐるコメディ要素なども盛り込まれていたそうだ。

”ストーリーがどんどん変わっていったんです。キャラクターの数が多すぎたのだと思う。マーベル作品では本当に何が起こるかわからない。ヒーローたちは何度も死ぬけれど、実際には死んでいなかったりする。ある物語では消えても、突然また戻ってくる。結局のところ絶対に死ぬことなんてないと思う

自身のキャラクターが想定より小さな扱いになったことへの多少の戸惑いはにじむものの、こういった巨大なシリーズの作品の調整のなかではある程度許容していることもうかがえる。同時に、「マーベルでは誰も本当に死なない」というシリーズおなじみの“復活”パターンに触れ、あくまで再登場の可能性は閉ざされていないという含みも残している。

タスクマスターことアントニア・ドレイコフは、『ブラック・ウィドウ』で初登場したスパイ兼暗殺者であり、父ドレイコフに洗脳されていた悲劇的な存在だった。今作『サンダーボルツ*』では、エレーナ・ベロワやバッキー・バーンズ、レッド・ガーディアン、ゴースト、ジョン・ウォーカーら訳ありのmメンバーと共に、ヴァレンティナ・アレグラ・デ・フォンテーヌによる罠に巻き込まれていくことになる。

MCU全体を見ても、一度死んだはずのキャラクターが時間軸やマルチバースの設定を活用して再登場するケースは少なくない。タスクマスターに関しても、別バージョンの登場やフラッシュバック、あるいはスピンオフで過去の物語が掘り下げられる可能性は設定の上ではいくらでも考えられるだろう。

今後のMCU作品のどこかで、彼女が再び表舞台に姿を現すのかどうか、しばらくはファンの間で議論が続きそうだ。

タスクマスターの扱いはあれで終わってほしくない・・・

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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