『スーパーマン』孤独の要塞のロボのラストシーンはアドリブだった ー キャストが明かす

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※この記事には『スーパーマン』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

DCUシリーズの劇場公開作品第1作として公開され、大きな話題を集めている『スーパーマン』には、数多くの魅力的なキャラクターが登場する。

その中で、スーパーマンの「孤独の要塞」で彼に仕えるロボットたちも、コミカルかつ印象的に描かれている。特に中心となったスーパーマンロボット4号は、ラストで修復され、スーパーマンから「ゲイリー」という名前を付けられるシーンがあった。

サンディエゴ・コミコン2025に参加した、スーパーマンロボット4号/ゲイリーの声優アラン・テュディックは、この名付けシーンがほぼ即興で生まれたものであると明かした。

なんで僕は4号なんだろう?って思ったよ。(中略)最初のロボットはちょっと出来が悪かったから、2に作ったけど、それでもまだ良くなかった。4になって初めて、「よし、これがリーダーだ、これが1番だ」って考えたのかなって。僕は「名前が欲しい」って言ったんだ。デヴィッド・コレンスウェット(スーパーマン役)も「それはいいね!絶対に名前が必要だよ」って言ってた。僕は「ゲイリーはどう?」って提案したんだよ。するとジェームズ・ガン(監督)は「どうだろうな、、、わかった、やってみよう」って感じで返答した”

この場面は映画のほぼラストにあたり、ジェームズ・ガン監督もジョークのような名付けを本編に盛り込むか悩んだという。しかし最終的には採用され、テュディックも喜びを語っている。

”プレミアの日にジェームズに感謝しました(中略)スーパーマンが彼らを愛しているからです。彼がそのロボットを大切に思っているからこそ、私たち観客もそのロボットを大切に思うのです。”

劇中でスーパーマンロボットは無個性な名称しか持たなかったが、献身的にスーパーマンを支える姿が描かれている。中盤では孤独の要塞を襲撃したレックス・ルーサーらに破壊されるが、ラストで修復されている。名前が与えられたことで、ファンにとっても一層愛着の湧くキャラクターとなったといえる。

個性豊かなキャラクターが多数登場する『スーパーマン』は、2025年7月11日より劇場公開中だ。

スーパーマンの人柄を感じるシーンでもありますね

ゆとぴ

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