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※この記事には『スーパーマン』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
DCUシリーズの映画第1作として公開された『スーパーマン』は、過去に幾度も描かれてきたスーパーマンのオリジンに焦点を当てず、滅びゆくクリプトン星から幼いスーパーマンが地球へとたどり着き、地球の両親のもとで育ちヒーローとなるという従来の物語は省略された。
基本的な設定はこれまでと大きく変わらないものの、本作で観客を驚かせたのは、スーパーマンことカル=エルの両親が遺したメッセージの内容である。
劇中の序盤では、カル=エルに対して地球人を愛し、彼らを守るようにとの使命を与えていたように見えていたが、破損していたメッセージの後半部分では、将来的に地球を侵略し、クリプトンを再興するよう指示していたことが明らかとなり、世界中に衝撃を与える展開となった。
このメッセージがレックス・ルーサーによる捏造ではないかとの声も上がったが、劇中でミスター・テリフィックが「捏造ではない」と明言しており、ジョー=エルたちが遺した本物のメッセージであることが示されている。
ファンの間でも議論を呼んでいるこのメッセージについて、ジェームズ・ガン監督はポッドキャスト番組「Happy Sad Confused」に出演し、その真偽に関する意見に言及している。
ガン監督は、劇中で描かれたカル=エルの両親によるメッセージは本物であると改めて強調しており、試写会の反応を受けてテリフィックのセリフを追加するなど、観客に信じ込ませる演出にもこだわったことを明かしている。
一部では何らかの裏の意図があるのではとも考えられているが、コミックでもジョー=エルが冷酷な一面を持つ描写は存在しており、必ずしも原作から逸脱しているわけではない。
今後、クリプトン星についてのさらなる掘り下げが描かれるかは不明だが、スーパーマンの出自についてはより深く語られることを期待したい。
果たしてクリプトン星は本当に地球を侵略しようとしていたのか?『スーパーマン』は2025年7月11日より劇場公開中である。

DCUシリーズはその設定でいくのかな?

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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