『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー』タイトルが変更へ ー 『スーパーマン:レガシー』変更理由も明かす

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。

DCUシリーズの映画として現在制作が進行中の『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー』

本作は『スーパーマン』に続く作品であり、DCUのシェアード・ユニバースを感じられる映画となるが、最近ローリング・ストーン誌のインタビューに応じたDCスタジオ共同代表のジェームズ・ガン監督は、タイトルをシンプルな『スーパーガール』に変更したことを明かした。

”『スーパーガール』というタイトルになったと思います。”

また、ガン監督は本作のメガホンを取るクレイグ・ギレスピー監督の現場に立ち会っているかと問われると、「全く」「ほとんど」と答え、初期段階以外では制作に深く関与していないことを認めている。

このようなタイトル変更には前例があり、2025年7月公開予定の『スーパーマン』も、当初は『スーパーマン:レガシー』というタイトルで発表されていた。この変更についてもガン監督は次のように語っている。

”私が指摘した点の一つは、『スーパーマン:レガシー』というタイトルだったことです。タイトルをつけたのは私ですが、どうしても確信が持てませんでした。まず第一に、スーパーヒーローのタイトル、コロン、別名義といったものにうんざりしている。それに、映画自体のレガシーと関係しているにもかかわらず、未来を見据えているのに過去を振り返っているようにも思えた。だからみんな「ああ、変えた方がいい」って言ってたよ”

「レガシー」とは遺産や伝統といった意味を持つ言葉であり、ガン監督の言う通り、過去を振り返る印象を与える表現でもある。

一方で、映画が目指す方向性は未来であり、「レガシー」という言葉が与えるイメージとはやや乖離があるのも確かである。ガン監督の判断は、それを明確に整理した結果とも言えるだろう。

ひょっとすると、すでに発表されているDCU作品の中にも、今後タイトルが変更される可能性のあるものが含まれているのかもしれない。『スーパーマン』や『スーパーガール』のように、シンプルでわかりやすいタイトルは、作品の入り口として新規層に対する心理的なハードルを下げる役割も果たしている。

過去には同名タイトルの映画も存在しているが、今の時代において再び同じタイトルを用いることについて、ガン監督は問題ないと判断したようだ。

タイトルを新たに変更した『スーパーガール』は、2026年6月26日に全米公開予定である。

すっと入ってきやすいタイトルですねからね

ゆとぴ

ゆとぴ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

@frc_watashi_ame

ゆとぴのトイハコ

@frc_hero