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MCUシリーズの大ヒット映画である『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』はVFXを得意とするマーベル・スタジオの下で制作された映画なだけあって、非常に多くのVFXの処理が施されている。
実際にキャストがその場で撮影をしているように見えても実はブルーバックで撮影していたということはよくあることだ。
そんな今作の印象的なシーンのVFXのビフォー・アフターのハイライト動画が公開された。
Cinesite Spider-Man: No Way Home Showreel from Cinesite on Vimeo.
映像のなかではネッドが作り出したポータルを通って現れたアンドリュー・ガーフィールドのピーター・パーカー/スパイダーマンのシーンをピックアップし、実際は白いスーツの上からスパイダーマンのスーツをVFXで再現していたことがわかる。
このほかにもラストバトルでの自由の女神の周りの景色はすべてがブルーバックであり、スタジオ内で撮影されていたことがわかった。
トム・ホランド演じるピーター・パーカーとグリーンゴブリンの対決で、最後にピーターがトドメを刺そうとグライダーを持ち上げたシーンもあるが、それはグリーンカラー出できたグライダーの形をしたセットであることもわかる。
最後に三人のピーターがハグするシーンでも背景がブルーバックで、ピーター1のインテグレーテッドスーツも通常のスーツで撮影されていたことがわかる。
非常に多くのシーン、ひょっとするとほぼすべてのシーンがVFXで編集がされている今作。その膨大な作業量も想像し難いほどであることがわかる。
ちなみに今作はアカデミー賞の視覚効果賞にもノミネートされており、世界的にも技術力の高さが評価されている。
ただ多くがVFXでも三人のスパイダーマン俳優が出会ったのは実際に起きたことであり、改めてその凄さをデジタル配信されている『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を見返すことで感じるのもいいかもしれない。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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