本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。
MCUシリーズは複数の映画やドラマで一つの世界観を描いているが、時折ミスも発生している。
そのなかで一番有名なのが『スパイダーマン:ホームカミング』の”8年後問題”だ。
映画が舞台となっているのは2016年で、冒頭で描かれたヴァルチャー/エイドリアン・トゥームスのプロローグは『アベンジャーズ』のニューヨーク決戦の直後であるため4年前の2012年となる。
しかし映画ではプロローグの後に「8年後」の文字が出て、本編へ突入しているため、計算上は2020年ということになってしまう。
このことについては長年議論されてきた部分ではあるが、最近発売した公式本の『マーベル・シネマティック・ユニバース ー オフィシャル・タイムライン』で、「8年後」という表記がミスであったことが認められた。
本の中では『ロキ』に登場するTVAのAIであるミス・ミニッツがヴァルチャーの発言などを含めて訂正する演出がされているため、『ホームカミング』の出来事は2016年ということになる。
これにより8年後問題は解決したこととなる。これ以外にもMCUシリーズには細かい矛盾が存在するだろうが、大きな問題は解決したことになる。
ちなみに本でまとめられているタイムラインは、フェイズに数えられている作品のみが羅列されており、スタジオが制作に関与していない『エージェント・オブ・シールド』やNetflixの『デアデビル』などのマーベルドラマ、Huluの『ランナウェイズ』『クローク&ダガー』はスルーされている。
明確にドラマが正史ではないと明言はされていないものの、ドラマの出来事を含めると大きな矛盾が多く発生することが考えられるため、今回は省略されている。
細かい疑問は残りながらも、タイムラインがまとまっている『マーベル・シネマティック・ユニバース ー オフィシャル・タイムライン』の発売情報にも注目をしておこう。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
【広告】
【広告】