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マーベル・スタジオが展開するMCUシリーズは、フェイズ4以降からDisney+(ディズニープラス)にてドラマおよびアニメ作品の配信を開始しており、特にドラマ作品については映画と密接に関連する内容であったため、当時のファンの間では賛否両論を巻き起こしていた。
この方針は、質よりも量を優先し、Disney+ (ディズニープラス)+の会員数を増加させることを主な目的としていたとされるが、現在はこの方針を見直し、軌道修正の途上にあると報じられている。
海外スクーパーの情報によれば、かつてのマーベル・スタジオの戦略に基づいて製作されたドラマは『ヴィジョン』を最後に終了し、それ以降の作品は異なる方針で進められるという。
つまり、映画に登場した既存キャラクターのスピンオフ作品は『ヴィジョン』で打ち止めとなり、今後のドラマは独自のキャラクターに焦点を当て、映画との関連性がほとんどない作品へと転換されることが示唆されている。
これまで『ワンダヴィジョン』『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』『ロキ』『ホークアイ』などは、いずれも映画のキャラクターを主軸に据えたドラマシリーズであり、基本的には限定シリーズとして位置づけられていた。
特に『ワンダヴィジョン』は『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』においては視聴が必須であり、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』も『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』と強く関連づいていた。
今後はこのような形式の作品は製作されない、または著しく減少すると見られる。
ただし、キャラクターの存在を仄めかすようなセリフなど、ファンサービス的な演出は今後も継続されるようだ。たとえば『デアデビル:ボーン・アゲイン』において、キングピンが「蜘蛛の格好をした者」と発言する場面は、スパイダーマンの存在を示唆する演出であった。
マーベル・スタジオの今後の配信予定ラインナップには、『アイアンハート』『ワンダーマン』、単発ドラマ版『パニッシャー』、『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン2などがあり、さらに『アイズ・オブ・ワカンダ』『マーベル・ゾンビーズ』『X-MEN’97』シーズン2や『スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド』シーズン2・3といったアニメ作品の新作も控えている。
マルチバース・サーガ以降が具体的にどのように展開されるかはまだ明らかになっていないが、結果的には初期MCUのように、映画とドラマは世界観こそ共有しつつも、より独立した展開を志向することになりそうだ。
この方針転換が、MCUの世界観の拡大と深化にどう影響するのか、今後の動向に注目したい。

ゆるい繋がりになりそう

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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